表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/46

プロローグ とある王国の伝説

昔々、この国はとても貧しく多くの国民が苦しんでいました。

人は飢え、その為の争いも絶えず国は悲しみに包まれていたのです。

それを嘆いた少女が一人、少女はこの国の王女で救いを求めて日々精霊に祈りを捧げ続けました。

そんなある日王女の慈愛の心が通じたのか一体の精霊が姿を現します。

王女は精霊へ国の窮状を訴え、どうにか救ってもらえないかと何度も頼み込みました。

精霊が人の世に関わりを持つ事は本来許されるものではなく、しかし王女の訴えを無下には出来ないとある方法を提案したのです。

精霊は王女に自身の魔力を分け与え、その力で国を救えばよいと。

精霊の持つ魔力は凄まじくたちまち大地は蘇り飢えに悩む事は二度とありませんでした。

国民は王女を【精霊の寵愛を授かりし聖女】と称え、以後王家には精霊の魔力を持った娘が産まれるようになり今日も【聖女】と称され日々国の為に祈りを捧げているのです……


童話:くにのなりたちとせいじょさま より抜粋

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ