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「公」-ACT.3
「本読み」(女)は道路を歩きながら百科事典を読む。
並ぶ商店の窓ガラスの奥は、1つ1つ丁寧に装飾した、ケース付きの、神秘化しているちょっとした物がある。
それらは興味にならない。
眼鏡をかけた無限の芯がからだを動かすだけ。
歩きに休憩は百貨店の椅子卓据え置きへ座す。
(志と固に字源と矯正へ転ずれば頭(鉢)に竜に真っ白あり。周ね綻びに縫えん焦らじ真っ黒ざりす矯正に時訪れたらエンド。)
(だが途ちょうど。仲淡じ脆さ眼竜周地尾を辿り直字の宛い。)
名をア化己扉へ殻へ甚な浅沼(纏い、もへす布地。
掃除屋は、擦れ違う時、ガラスの奥を眺めて、これが俺の対のノートだと言っている。
何も気にならない女だ。
だが、掃除屋が後ろで言った名前で引っ掛かった。
「とても大事に装飾されている物が、対のノートの文だったんだ。」
と言って喜んでいる。
「貴方。○○さんを知ってるの?」
恩人、だという。
そしてガラスの奥をみる。
これが、○○さんの求めていた物だと言うの?何故かしら。




