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「汰」-ACT.3
バザーの日。男は目の前で困ってしまった女とモノに目がとまった。
大量店舗だ。自然の隙間に配置している。
「売りたくない。これは、母親が、勝手に売るんだと言っているんですよ。」
男は心配した。ある話だ。
だから見守った。
「買って安全になるつもりはない。当然の事、大事なんだ、一時もその人のモノだ。」
人々は行き来するし、買い進めている。
「何かあれば、高値で買い戻す。」
「ありがとうございます。」
ほっとする女。
この地形に配置されていた模様ならば、人々はここに来るまでに、買い疲れて足音は尽きてしまうだろうな。
そのとおりになれ、安心する女。
よかった。と思って男は去った。
バザーは終わりを告げていた。
モノをしまう女。
駆け込む人々対策も済んだということ。もう庇って座っている。




