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「栓」-ACT.3
合理化。最後の手だ。
大抵逸脱する理由。
意思が集中している時、合理化と出会うと、一緒の出来を考えていい結果をだせば下書きの準備程度にはカタチはできる。
スポーツ選手のある男や女は、両腕あるソラ(女)に病気にしてくれ、と頼む。
実感だ。これを治すと意欲が出る選手たち。
だが、ソラは座りつつ脱力的な両腕を眺めながら言う。
「この手段、使わないでどうにかなる日はいつ。」
薬を姉に与えながらパープル(女)は両手をベンチにつけつつ空を見上げ言う。
「姉が地に足をつけて生き出すのはいつ何なんだろう。」
(姉は、病気がなくなったら生きる意味がなくなる、と考えている。)
(いつも足は震え、ちょっと怖がった顔つきだ。)
「大きなものが見つかれば、すぐにでもよくなる。」
くらっとして言う。
「大迷路にでもスタンプラリーに行く?」
まだ元気じゃない。それじゃ駄目なのだ。




