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「呂」-ACT.3
人がいなくなった家。死んでしまって誰もいないから掃除する。
色色な本を処理するが、男は大量に書き込まれているノート群を見つけた。
「はあ、何か大事そうだ。こういうのを捨てるのはためらうな。どんな事を残したかったのか。」
中身は7色○○の特徴について、ずらりと書かれている。1色ごとに一冊だ。
「で、○○さんなのに。」
名前には○○○術○レスカユーナと、誇らかに記してある。
そうか、熱い趣味だったんだな。
これは俺が譲り受けてもいいですよね。と、大事に家に持って帰る。
それから、男は夢に見た。
○術○の大活躍だ。
といいつつ、いつも後ろや影や、辺鄙な所、そういった誰かは必ずその拠点にいなければ事を成せないが廃墟だったりする、そんな所でばかりの登場だ。
でも。
「このノートだけでどう想像しろと言うのですか。」
足りない、というか、対となる能力が必要だ。
多分、掃除屋を長く続けていれば、そのノートに会う事もある。




