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聖女の唄う鎮魂歌  作者: Allen
4章:追憶のセレナーデ
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81:追憶・死を纏う魔人の始まり












「ネル様、お待ちください!」



 テッサリアが上層の中心。この街の大神殿の一角で、背後から聞こえてきた声にネルは嘆息を零していた。

いつもと同じ、補給物資の調達のために訪れた上層。

ここで手に入れられる品物は、任務で紛れ込んでいる下層より品質も安定している上、金を払わなくても補充が可能なのだ。

この街の上層を気に入らないと考えているネルも、その利点まで無視する事は出来なかった。



(とはいえ、最悪のタイミングね……)



 街の外より、魔物の大軍が襲って来た事は既に把握している。

というよりも、隣の大都市であるコーカサスが陥落した事も、ネルは既に把握していたのだ。

だが――あまりにも、速過ぎる。

思わず舌打ちをし、背後から響く声を無視しつつネルは歩を進めていた。



(まだコーカサスが落ちて数日よ!? 一体どんな魔物だったら、それだけの事をしでかした後に続けて進撃できるってのよ!)



 口汚く罵りたくなる衝動を何とか抑えながら、ネルは廊下の角を曲がり、いつもの消耗品が保管されている部屋へと足を進める。

上層に足を踏み入れた際、対策会議という名目でネルは会議室へと連れ込まれていたのだ。

尤も、コーカサスの状況を理解していたネルも、対策の必要性は理解していたために、会議自体の必要性を否定するつもりはなかった。

だが会議で話されていたのは、結局どうすれば上層の被害を小さくできるかという内容ばかり。

最初から下層の人間を保護するつもりなど全くない上に、そもそも外壁を破られる事すら想定していないという状況であった。



(相手の戦力は不明、放置しておけば間違いなく下層は壊滅する……そして恐らく、外壁も持たない)



 事実、テッサリアと同じだけの規模を持つコーカサスは陥落しているのだ。

確かに外壁の頑強さで言えばテッサリアの方が上であるが、それで安心できるかと問われれば否である。

相手の戦力が分からないのだ。外壁を破られる可能性がある以上、上層も安全であるとは言えない。

それを楽観視できるほど、ネルは世間知らずではなかった。

だが――



「お待ちください、ネル様! 私、何か気に障るような事でも――」

「――ああもう五月蝿い、大司教にもなってそんな事すらも分からないの!?」



 付いて来ていた少女、上位神霊アポルローンの契約者であるハルディア・ヒーレンに対し、ネルは苛立ち混じりにそう叫んでいた。

彼女は生まれも育ちもこのテッサリアであり、最早洗脳教育とも呼べるレベルで下層への蔑視を植えつけられている。

たとえ上位神霊契約者といえど、幼い頃から蔑視を刷り込まれてくれば、それを疑問視する考え自体が浮かばない。

ネルもそのこと自体を責めるつもりはなく、言っても仕方のない事であると考えていたが、今回の楽観視までは我慢ならなかったのだ。



「貴方達がここに篭って都市自体を棺桶にするのは自由だけれど、私にはやらなければならない事がある。貴方達と心中するつもりはないわ」

「な、何を仰っているんですか、ネル様? いくら大群とはいえ、所詮は魔物、このテッサリアの強固な外壁を破る手段などありません」



 材質、強度自体も非常に強いものであるが、テッサリアには上空にも防御障壁が張り巡らされている。

ファルティオンの都市の中でも特に強固な防御機能を持っている事は事実であり、並大抵の魔物が相手ではびくともしないだろう。

だが、それに胡坐をかく事など、出来るはずもないのだ。



「いい、ハルディア。あなたがコーカサスの陥落を楽観視するのは勝手だけれど、私はそこまでお花畑ではないの」



 人に救いをもたらす事は、ネルにとって生きる意味と言っても過言ではない。

故にこそ独断で行動できる権利はありがたいものであったが、同時に都市の運営に口出しする権利は得られなかったのだ。

しかも、状況は既に詰みに近い。テッサリアの上層に出入りする事の出来る大きな入り口は、正面にある正門だけだ。

一応小さな出入り口なども存在しているものの、とてもではないが上層の住人全てが一斉に出られるような大きさではない。

下層まで踏み込まれてしまっている時点で、この外壁の中に篭るしか道はないのだ。



「貴方が仮にも上位神霊契約者だと言うのなら、この状況を冷静に考えて見なさい。もしもでいい、正門が破られたらこの都市はどうなるのかしら」

「それは……」



 ハルディアは視野は狭いものの、決して馬鹿ではない。

この状況で都市の内部にまで魔物に踏み込まれればどうなるか、想像できない訳ではないのだ。



「既に後手に回っている。コーカサスが成す術なく落ちた事を考えれば、最早どうしようもないといった状況よ」

「で、ですが、私とネル様の力があれば!」

「私にはジュピター様からの密命がある。今から下層に向かわなくてはならないの。そちらの指揮系統には従えないわ」



 治療道具などを手早くカバンの中に詰め、部屋の窓を大きく開け放つ。

その窓枠へと足をかけながら、ネルはハルディアへと鋭く声をかけていた。



「私の使命は、あらゆる人に《安寧》の救いをもたらす事。けれど、もう手遅れのこの状況では、私に出来る事は少ない……ならばせめて、ジュピター様の命だけは完遂する。邪魔はしないわよね?」

「っ……分かり、ました。会議を再開させ、防衛体勢を整えます」

「そう、間に合うといいわね」



 それだけ告げ、ネルは部屋の窓から大きく外へと飛び出していた。

三階の高さがある建物であるが、ネルの身体能力ならば飛び降りる事も難しくはない。

そのまま隣の建物の屋根へと飛び移ったネルは、入って来る時に使用した正門以外の出入り口へと向かおうと足を向け――


 ――刹那、地を揺らすかのような衝撃が響き渡った。



「なっ!?」



 石壁の破片がパラパラと落ちる中、それを目にしたネルは驚愕に目を見開く。

入り口となる巨大な門。頑強極まりない鉄の門から、漆黒の角が三本生えていたのだ。

本来外開きであるはずの扉は、強大な圧力によって内側へと徐々に拉げていっている。

あと数分ほどの時間すらもたず、正門は破られてしまうだろう。



「ッ、拙い!」



 舌打ちし、ネル正門へと向けて全速力で駆け出していた。

正門が破られてしまえば、テッサリアの上層は棺桶でしかなくなってしまう。

たとえ住民の全てが契約の力を持つ者達であったとしても、全員が戦闘訓練を受けている訳ではないのだ。

むしろ、パニックを起こした住民達が足を引っ張り、被害が拡大してしまうだろう。



(……詰んでる。どうしようもなく)



 敵の総力は不明だが、少なくともあの頑強な門を破壊できるだけの力がある事は証明された。

それは即ち、この都市が下層を切り捨てて篭城戦を行うという前提が崩されてしまった事に他ならない。

そして現状、それ以外の手立てが存在しない事も明白であった。



(門が破られた時点で負けが確定する! 一分の可能性すらもなくなってしまう!)



 仮に門が破られなかったとすれば、己とハルディアが消耗戦を敢行する事で幾分かの時間は稼げるだろう。

その時間の間にオリュークスからの援軍が到着すれば、助かる可能性はある。

――そこまで考えて、ネルは自嘲の笑みを零していた。あまりにも、希望的観測過ぎる可能性だ、と。

しかしそうだとしても、無視できる状況ではなかった。



「《回帰リグレッシオン》――」



 ジュピターからの命がある以上、優先すべき事柄はカインの保護。

それでも、途中で失われようとしている命を無視できるほど、ネルは冷酷な判断を下せる人間ではなかった。

故に――



「――《安寧フリーデン眠りの枝シュラーフ・ツヴェイグ》」



 ――躊躇う事無く、ネルは力を行使していた。

囁きと共に彼女の手の中に現れたのは、一振りの白い直剣。

飾り気のないレイピアのようなそれを片手に、ネルは建物の屋根の上を駆け抜けながら全速力で正門へと直進していた。

無理矢理押し広げられた扉は最早崩壊寸前であり、人が通り抜けられそうなほどの隙間が開いてしまっている。

それを見て舌打ちしながら、ネルは扉から突き出た角の上へと飛び乗り、更に門に開いた隙間から外へと飛び出していた。

そしてその刃を以って、巨大な魔物の頭上を叩く。瞬間――



「――眠りなさい!」



 巨大な魔物は、その動きを停止させていた。

切れ味のない、物を貫く事も出来ないナマクラの刃。

けれど、ネルの力で創り上げられたそれは、どのような存在も眠りに就かせ、動きを止める力を持っていた。

正体不明の魔物であったため、若干の不安はあったものの、完全に眠っている気配を感じて安堵する。

そしてネルは振り返り、門の向こう側で右往左往している兵士たちへと向けて声を張り上げていた。



「貴方達、すぐさま大司教を前線に引っ張ってきなさい! 出し惜しみをして何とかなる相手じゃないわよ! 何としてでもこの門を死守しなさい!」



 巨大な魔物の背に乗って周囲を見渡せば、視界に魔物の姿が入らない事などあり得ないという程に、大量の魔物が群がってきている。

敵の力も、敵の数も――危険視していたネルの予想すら飛び越えた、最悪の状況であると言えた。

知性ある魔物であるとも考えられず、その目的が支配ではなく虐殺である事も容易に想像できる。

ここで圧し留められなければ、テッサリアは確実に滅ぶだろう。

尤も、ここで自分自身が防衛に尽力したとしても、押し切られてしまうとネルは確信していたが。



「せめて、出来る事は――」



 兵士達の返答を待たず、ネルは小さく呟きながら踵を返す。

今足場としている魔物の他にも小型の魔物は大量に集まってきており、全て倒していてもきりが無い事が分かる。

ならば、とネルは周囲の魔物たちを全て眠らせる事で防波堤にしようと白い刃を振るい――砲撃音を、聞いた。



「え――――」











 * * * * *











 ――漆黒の刃を纏い、カインは駆ける。

戦う事を生きる事と定義付けたカインにとって、それ以外の行動など価値に値しないものであった。

果てるまで戦い続ける事。それこそが、カインにとって“死”に値するほどの“生”だったのだから。

刃の振るい方も知らず、何度も魔物に弾き飛ばされ、斬り裂かれながら、それでもカインは戦う事をやめなかった。



「ぐ、っ、は、ははははははッ!」



 血は流れない。吹き出るのは黒い闇ばかりであり、それもまたやがて刃の形へと形状を変える。

今のカインは、体中から漆黒の刃を生やし、触れるもの全てを斬り裂く存在へと変化していた。

生える刃はカインが動くごとに己の身を傷つけ、その数を増やしていく。

その身が刃で埋め尽くされたとき、果たして自身がどうなるのか――それは、カインにも分からなかった。



「生きている……俺は今、生きている!」



 逃げ惑う人々へと襲いかかる魔物を追い、カインは駆ける。

刃は非常に鋭く、まるで剣山のようになったカインの体ならば、体当たりするだけでも魔物を殺す事ができていた。

故に当たるが幸いと、カインは常に捨て身のまま、魔物へと向かって襲い掛かる。



「その果てを、意味のある“死”を、俺に寄越せッ!」



 “死”を振りまき、己自身も“死”の塊と化して、カインは祈るように刃を振るう。

ただ、その果てへと至る事を願いながら。断崖の果てに身を投じ、その先に見出した価値へと手を伸ばしながら。

泣き笑うように、刃を振るい――



「俺を――――」

「――ああもう、ホント馬鹿なんだから」



 ――白い刃が、黒い刃を打ち砕いていた。

体から生える黒い刃が一斉に砕け散り、破片となって地面へと降り注ぐ。

気付けば周囲一帯にいた魔物の姿は消え去り、周囲には死体と、目の前に立つ白髪の少女のみが残っていた。

――腹部と口元から血を流し、何とか右手に白い刃を携えながら、ネルが淡く笑う。



「周りが見えなくなるぐらい、戦っちゃって」

「……ネ、ル?」

「ん、ああ……この傷は、さっき魔物にやられちゃって出来たものよ……貴方のせいじゃない、から、安心なさい」



 苦笑しながら一歩前に出たネルは、そのまま糸が切れた人形の如く崩れ落ちていた。

カインは咄嗟にその身体を抱き留め、驚愕する。マントに隠されていた左半身が、最早人の形を保っていなかったがために。

己の体を濡らす血の感触に呆然としながら、カインは何とか言葉を絞り出していた。



「ネル……何故、お前が」

「門、吹き飛ばされちゃって……もう、護れ、ないし、救えない……だったら、せめて最期は、カインの所で……って、ね」



 ネルの言葉は支離滅裂で、カインにとっては理解できないものであった。

ただ一つだけ認識できたのは、ネルが“死”を迎えようとしているという事実だけ。

高い治癒能力や技術を持つネルが、己の身を修復していない。それは即ち、最早手遅れである事を示していた。



「何故、お前が……お前が、死のうとしている。お前だけ、先に……!」

「人間、だし……死ぬ時は、死ぬよ。何か、当て付けみたい、だけど……死ぬ時は、貴方の傍にいようって……思ってた、から」



 致命傷を受け、命は流れ出すばかりであるというのに、ネルはどこか愉快そうにクスクスと笑っていた。

その度に血を吐き出しながらも、ネルはただ囁くように声を上げる。



「ねえ、カイン。貴方は、きっと……」



 その声で、果たしてどれだけの言葉を伝えられてきたか。

カインは自然と、その声に耳を傾けて――



「――親しい人の“死”って、初めてだよね」



 ――ネルの言葉に、硬直していた。

それは、紛れもない事実。ネル以外に親しい人間などいなかったのだから、当然といえば当然だろう。

カインはこれまで、“死”というものを徹頭徹尾客観的なものとして観測していた。

普通の人間ならば、“死”と向き合う機会は親しい人間の死として訪れる。

そうする事で悩み、“死”との折り合いをつけるのだ。

けれど、カインにはそれがなかった。カインはただ、衝動と探究心のままに“死”を理解しようとしていたのだ。

カインの認識が歪んでいる原因の一端は、そこにあると言っても過言ではないだろう。



「“死”……貴方が言っていたのも、間違いじゃ、ない。私が言っていたのも、きっと……正し、い」

「それは……」

「……でも、カインはきっと、知らない……“死”は、永劫の別れだって、いう事を」

「っ……!」



 言葉の上では、理解していただろう。

けれど、その実感を得た事は一度もなかった。

親しい人間を、喪った事がなかったために。



「それを、知れ、ば……カインはきっと、“死”を正しく……認識できる、から――ごほっ」

「ッ、ネル! 待て、待ってくれ、ネル!」



 弱々しく身体を震わせ、ネルは血の塊を吐き出す。

その身体も、その心音も、徐々に熱を失っていく。

終わりが近いのだと――そう、理解させようとするかのように。



「何故だ……“死”は救いだ、お前は救われる筈だ! なのに、何故……何故俺は、お前を祝福してやれない! どうして――!」

「っ……あ、はは……そう言ってくれる、なら……頑張った、甲斐……あった、かな……」

「これが、これも“死”なのか! だから、人々は……!」



 理解する。人々が死にたくないと、死なせたくないと叫んでいた理由を。

“死”は救い。“死”は尊いもの。そして“死”は、永劫の喪失そのもの。

それを理解して、あまりにも大きすぎる喪失感に喘ぎながら、身体を震わせる。

“死”を望む本質こそ、変わる事はなかったが――



「俺は、お前を、喪いたくない……ッ!」

「……あ、はは」



 嬉しそうに、ネルは笑う。

顔を見てもいないのに、その表情を想像出来てしまう――その事に、カインは唇を噛み締めていた。

より“死”に近いが故に、感じ取ってしまったのだ。最早、時間は残されていない事を。

そしてそれは、ネル自身も感じ取っていた事であった。



「ご、めん……貴方の、事、最後、まで……ちゃんと見てあげられなかった、けど……ひとつ、だけ」



 そっと、カインの頭を撫でながら。

慈しむように、ネルはその言葉を告げていた。



「――お願い。死なないで、カイン」





 そして――――頭に触れるネルの感触は、永劫に消え去っていた。





「――――――――」



 声を発する事も、息をする事も出来ず、カインはただ目を見開いて動きを止める。

ネルの身から流れ込んでくる“死”が、否応無く彼女が喪われた事を伝えていた。

最早、彼女が目を開ける事は、ない。



「――――ぁ」



 “死”は、理解していた。

 ネルが助からぬ事は、理解していた。

 彼女を喪いたくない己がいる事も、理解していた。


 そして――



「ぁ、ああ……」



 ――最期の言葉の真意を、理解してしまった。

 ――ネルの想いを、唯一にして初めての近しい人間の願いを、理解してしまったのだ。



「あ――――」



 そして――彼女に報いたいと、一瞬であろうとも、そう思ってしまったのだ。



「あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああッ!!」



 刹那、カインの身から溢れた闇が、爆発的な勢いでテッサリアに広がっていった。

それは正しく、カインが己の中に蒐集してきた“死”そのもの。

黒い霧として顕現したそれは、瞬く間に周囲へと広がって行き、街を凄まじい速さで覆い尽くす。

そしてそれと同時、黒い霧に触れた死体たちから、同じように黒い霧が噴出し、カインの霧と合流していった。

渦を巻く“死”はテッサリア全体を覆い尽くし、そこに蔓延していた“死”を喰らっていく。

そして都市を覆い尽くした“死”は――カインの体へと向けて、逆流を開始した。

漆黒の闇は無数の刃の群れと化し、渦を巻きながらカインの体へと吸い込まれていく。

――彼が抱きしめていた、ネルの亡骸と共に。



「俺、は……ッ!」



 カインという名の少年の全てが、造り変えられる。

その身はより“死”そのものに近く、伸ばした手には刃が絡みつき、巨大な大鎌を形成する。

滂沱の涙を流す漆黒の瞳は紅月の如く輝き、その身は刃で編まれた漆黒の外套に包まれる。

放たれる殺意は大気を震わせるほどに大きく、その渇望は彼の身体をひとつの答えへと導いていく。



「ならば、俺は――――!」



 ――――その日、一人の死神が、この地上に誕生したのだ。





















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