表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界転生してもスラムの孤児だったオレは夢tubeで解決屋を開いて成り上がる  作者: grow
6章、 正義は偉いことか それとも知ることか
67/117

第67話 疫病の影

フィートは震える唇で告げた。


「ゼストールたちは……疫病をばら撒こうとしています。」



「そんな……っ!!」


エリアスの声が凍る。



フィートは続けた。


「隣国から病原体を裏取引し、すでに自軍には抗体を接種済み。


王国全土を感染させ、“救済”を口実に支配を完成させる腹積もりです。」



最悪のマッチポンプだった。



ダンッ!!


スカイの拳が机を叩いた。


「それが……奴らの“問題解決力”ってわけかよ。」




エリアスは震える手を押さえ、怒りをこらえた。


「国を、人を、数字で焼くつもり……!!」



フィートは視線を上げる。

「命に代えてもサンプルを持ってきます。真実を暴くために。」



「危険だぞ。」


「あなた様の母ルイーダの教えに誓います。“恐れより、正しきことを”と。」



スカイとエリアスはその背を見送った。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ