表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界転生してもスラムの孤児だったオレは夢tubeで解決屋を開いて成り上がる  作者: grow
6章、 正義は偉いことか それとも知ることか
60/103

第60話 影速く

玉座を下りて数日後、スカイのもとに報告が入る。



「スカイ! ゼストールが、選挙で落ちた王族全員を自分の陣営に取り込んでる!」



情報屋の少年が息を切らせて叫ぶ。


「……早いな。」



スカイの言葉にエリアスが腕を組む。


「つまり、選挙前から根回しをしていたのね。」


「舌を出して笑ってた奴だ。計画も周到だろう。」



ルークが机を叩く。


「だったらこっちも先手打とうぜ!」




スカイは首を振る。


「焦るな。彼らが仕掛けてくる時、必ず“隙”を見せる。」


「……いつものスカイの“あの目”だわ。」


とラティアが微笑む。



エリアスはその顔に安心しながらも、

胸騒ぎを感じていた。



この一年が、彼女にとっても決して穏やかでは済まない――そんな予感だった。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ