表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
56/103

第56話 投票の刻

夜。王都全域で投票が行われた。



ルークがそわそわと紙束を前にしている。


「スカイ、心臓がもたねえ!」


「落ち着け、ルーク。焦っても数字は出ない。」


結果が投票所から次々と伝達される。



「……エリアス36%、ゼストール42%……?」



ラティアが息を呑む。


「あと1%……あぁ、ダメ。届かない……!」


冷たい沈黙が流れた。



沈黙を破るのは――鐘の音だった。



「投票結果! 第一位ゼストール、第二位エリアス!」



周りから驚愕と歓声の声が挙がった。



エリアスが軽く息を吐く。


「……残念、ね。」



「いや、違う。」スカイは真顔で言う。



「次の段階に進める。まだ勝負は終わってない。」



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ