表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
46/92

第46話 動き出す影

時を同じくして、王都では密談が行われていた。


「あのスラムの少年、王女を利用して権力を得ようとしている。」



「このままでは国が揺らぐ。」

 


数値教の高司祭と貴族議員が静かに頷く。





一方その頃、

スカイは新たな訓練施設の完成を見上げていた。



子どもたちが技術を学び、貧民が学問を学ぶ。



そこに渦巻く笑顔こそ、スカイの望む


“本当の価値”。


「これが俺たちの答えだ。」



エリアスが隣で笑う。


「……でも、貴族や数値を信じる人達が黙ってないわ。」



スカイはニヤリと笑ってエリアスに言った。


「構わない。炎がなきゃ、新しい夜明けは来ないだろ。」



風が吹き、拠点の旗がはためいた。



そこには大きくこう書かれていた。


《解決屋》――人の価値を繋ぐ者たち。


 

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ