表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
106/146

第106話 世界は彼女を休ませない。



三日後。集中治療室の奥。


スカイは今も微動だにしない。

白いシーツに包まれ、胸には淡い魔法陣が描かれている。



面会謝絶。



それでもエリアスは毎日椅子に腰掛け、彼の手を握っていた。


「ねぇ、スカイ……。あの時、わたしは……。」



答えはない。

水晶玉の魔力波形が穏やかに揺れる波だけが映る。



「あの時と……同じね。」



エリアスは小さく俯いた。


「母も、こんなふうに助けてあげられなかった。私、何にもできない……。」



拳を握ると、爪が掌を切った。


「でも――あなたが築いたものは、絶対に壊さない。」



彼女は涙を拭き取り、立ち上がる。その時、参謀官が駆け込んできた。



「陛下! 世界中の大使館から緊急要請です!」


「……えっ?」


「数値教が、世界中で同時多発テロを!」



エリアスの瞳が見開かれる。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ