10/129
第10話 スラムの朝に未来を
朝日が昇る。
光を吸った瓶が黄金色に輝く。
広場には屋台が並び、子どもたちの声が響く。
スラムは一変した。
スラムには新しい“生活の形”が生まれていた。
ルークが言う。
「スカイ、これで終わりじゃないよな?」
スカイは微笑んだ。
「もちろん。これからが始まりだ。」
少年は、夢と知識と希望を胸に次の夜へ向かう。
夢tubeの力は、まだ世界の一部にすぎない。
でもそれが、確かに未来を照らしていた。
やがてこれが、スカイの人生を変えていく大きな一歩となる。




