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47 文化祭

暑い夏が終わると、次は文化祭の時期がやってきた。

盛り上がる学校行事の中でも、特段と生徒達が楽しみにしている一年の行事の一つだ。


特にこの学校では、学校自体が文化祭にかなり力を入れてるため、できる幅が広く、それを狙って入学を決める者も多いほどの規模のため、文化祭の時期がやってきたというだけで校内はその話題で大盛り上がりだった。


「皆ソワソワしてるなぁ。」


「毎年文化祭は物凄いらしいし、終わった後も余韻が凄いらしいしね。特にそれ目当てで入学した人達はもう最高の気分でしょうね。夏輝は楽しみじゃないの?」


「俺は特に今のところは……楽しもうとは思ってるけど、最近どんなもんか調べたこともなかったからなぁ。狂花は?」


「私は夏輝と一緒にまわれたらそれでいいかな。」


文化祭の話題で盛り上がる朝の教室を見渡しながら、そんな熱に置いてけぼりにされてる二人。


「夏輝のクラスは、何をするのか決まってるの?」


「うちは、大怪獣お化け屋敷とかいう訳分からんものに決まったよ。」


派手に、自由に。という校長のお言葉があったとはいえ、色んなクラスがかなりぶっ飛んだ企画をしてるらしく、それに乗っかって色々とぶっ込んだ結果、名前からしてよく分からないものに決まった。


「へぇ、なんだか楽しそうな感じね。夏輝は何を担当なの?」


「俺はお化け怪獣役なんだとよ。どうするか、どんな風にするかは皆と思考錯誤中って感じかな。」


「ふふ、いいね。文化祭って感じじゃない。」


「狂花のところは何をする予定なんだ?もう決まってるのか?」


「私?私のところはね、学生最強喫茶っていうのをやるみたい。詳しい話はまだまとまってないんだけど、話聞く限りいい感じにはなると思うよ。時間があったらみにきてほしいな。私も絶対行くから。」


自由すぎるため、他のクラスや学年が何をするのかどのような仕上がりになるのか当日まであまり分からないところもこの学校の文化祭の醍醐味だ。


「そうだな。俺も学生最強喫茶っていうのは少し気になるし、その後時間が合ったら文化祭まわるか。」


「そうだねえ。実感無かったけど話してみると湧いてくるものね。」


「確かに。文化祭当日、どんな風な学校になってるのか楽しみだな。」


「どこが一番派手に目立つかな。本当、楽しみね。」


文化祭。学生達による、学校のお祭り騒ぎが今、開幕する。

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