#6
お題1「最強伝説」
お題2「シルシルさん」
※シルシルさんは筆者のオリジナルキャラクターの1人です。
また、登場人物も筆者のオリジナルキャラクター達となっています。
「こら、アンケ様!
ちゃんとお片付けしてくださいって
いつも言っているじゃないですくぁ!」
『い、今片付ける所だったんだよ』
「そうやっていつも言い訳しますけど
またすぐ散らかすじゃないですか。
出したらちゃんと元の場所に片付ける、
ケイト様だってちゃんとやってますよ。
お姉さんが見本にならないでどうするんですか」
『ぐぬぅ…』
『と、言う話があったのさ』
「そりゃーちゃんと片付けしない お前さんが悪い」
『はぁー…
ねぇ、シルシルってなんか弱点ないの?』
「なんだい、藪からスティック」
『いや、他意はないんだけどさ』
「少なくとも私は知らんな」
『そう』
「ん-、そうだな
お前やケイトが大事だから、そこが弱点になるんじゃない?」
『そういう答えは恥ずかしいから求めてない』
『という話をしたんだけどさ』
「お姉ちゃんはシルシルをどうしたいの…」
『いや、ちょっとからかいたくなって』
「ケイトを巻き込まないで」
『つれないなぁ…』
「てかさ、シルシルの弱点って、じぃじじゃないの?」
『アレに頼るのは負けた気になる』
「知らんがな…」
『あ、ノーラさん』
「やぁ、アーちゃん、どうしたんだい?」
『かくかーくしかじーか』
「はぁ、シルシルの弱点ねぇ」
『別に何するわけでもないけど、ちょっと気になってさ』
「うーん、特にないんじゃないかな
そういう話は聞いたことがないね」
『そっかぁ…』
「弱点、というと少し違うけど
シルキーは家憑き妖精だから
憑く家が無くなると生きていけなくなるね」
『それは困る』
「ははは、アーちゃんちに居る限り
そのような事にはならないと思うけどね」
『結局シルシルには弱点らしい弱点はなさそうだ
ふーむ…』
「誰が〇すべて持ちですって?」
『わっ、シルシルいつの間に』
「もぅ、みんなから聞きましたよ?
ワタクシの弱点を知りたいんですか?」
『うぅー…』
「ふふ、ワタクシの弱点はですねー…」
「で、結局どうだったの?」
『シルシルは最強だった』
「話が飛び過ぎて意味わかんないんだけど」
『まぁ、子を想う親には勝てないんだなと』
「???」
「ふふ、ジィ様の言うとおりに伝えたら
アンケ様も大人しくお片付けするようになりました」
「あの子はそんなもんだよ」
「ジィ様にそっくりです」
「……やっぱり強ぇわ」
いわゆるウチの子SSというものになったんですが。
私、ウチの子SS書けない。めっちゃ恥ずかしい。
それはそれとして、内容ナニコレ。