#3
お題1「うっちょり」
お題2「ぷあーん」
「ねぇねぇ、知ってる?」
『何?』
「うっちょりにゃんぽ!」
『え、なにそれ』
「なんか食べ物らしいんだけどさ
その実態は誰も知らないんだって」
『なにそれ怖い
ズンドコベロンチョみたいな話?』
「なんだっけソレ」
『周りはみんな知ってるけど自分だけ知らない
みたいな話だったと思う』
「あー、確かに通ずるものはあるかもしれない」
『で、そのうっちょりにゃんぽ、だっけ?
は、どんな食べ物なのさ』
「話だと、うっちょりにゃんぽのにゃんぽ抜きとか
できるらしいから、うっちょりとにゃんぽは
別の食材だって考察ができるんだって」
『ますますワカンナイネ』
「でさでさ、そういう謎の食べ物って食べてみたいと思う?」
『いや、怖いでしょ普通に。
まだ得体の知れてるモケケピロピロのが分かるわ』
「モケケピロピロのが分かんない」
『あー、それはまた今度話すわ。
で、アンタはそのうっちょりにゃんぽがあったとしたら
食べてみたいの?』
「ん-、興味はあるー、かな」
『流石悪食』
「え、そんな風に思われてたの私」
『違うの?』
「違うよ!好き嫌いがないだけだってば」
『そう』
『話は変わるけど、ぷあーんって聞くとどんな印象受ける?』
「ぷあーん? ぱおーんとかじゃなくて?」
『ぷあーん』
「ん-、なんだろ。
響きは可愛らしいから、そういうキャラクター的な物を連想するかな」
『ブオーン』
「あれは可愛くないでしょ、ドラクエの敵だっけ」
『そうそう』
「で、結局そのぷあーんって何なの?」
『私が見てる動画の締めの挨拶で使われてる言葉』
「知らんがな!」
『セーブの時の音がぷあーんって表現されてたのが挨拶で定着した感じ』
「へー」
「よー、お二人さん。なに話してんの?」
『「うっちょりぷあーん」』
「…なんて?」
安価が悪い。私は悪くない。
途中から佐藤さんと鈴木さん、高橋君がイメージとして湧いてきちゃったので
その3人の会話のイメージになってしまった。