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#03

 イサークが、近衛騎士に!? 突然の報告に、あたしは驚く。

 それって、すごいじゃん!

 騎士団は第一から第六十の部隊まであり、一から五の部隊が近衛騎士団と呼ばれている。別に数が少ない隊の方が偉いってわけじゃないけど、やっぱり近衛騎士団になるのは、簡単なことではない。何と言っても、陛下や王妃たちを直接護衛するのだから。入隊二年目で近衛騎士団に入れるなんて、異例中の異例じゃないだろうか? 隊長になるのだって異例だってリュースが言ってたし。イサーク、すごいな。

「しばらくはエマ様の護衛に就かせますので、よろしくお願いします」

 ウィンの言葉に、また固まるあたし。

 イサークが、あたしの護衛!?

 それはつまり、あたし専属の騎士、ということになる。

 王族に専属の騎士がつくのは特に珍しいことではない。陛下は当然ウィンたちが常に警護してるし、王妃にもシャドウがついている。二年前に追放された元側室のレイラ・エスタリフにも、常にそばには数人の騎士がいた。あたしはまだお城に来て日も浅いし、何よりこのお城では何の役にも立ってない形ばかりの側室なので、今まで専属の騎士というのはいなかった。そのこと自体は別に不都合は無かったんだけど、それでも専属の騎士がつく――しかもそれがイサークとなると――。

 ……フ……フフ……フフヘヘヘ……。

 自然と笑みがこぼれる。

 後から聞いた話では、このときあたしは、ものすごく不気味な顔をしてたらしい。

「……という訳ですので、よろしくお願いします。警備のことにつきましては、この後お二人で話し合って決めてください。私は別に仕事がありますので、これで失礼します」

 ウィンは紅茶を飲み干すと、優雅なしぐさで礼をし、部屋を出て行った。

 …………。

 どうしよう。イサークと二人きりになっちゃったよ。

 浮かれた気分もどこかへ飛んでいく。一体何を話せばいいんだろ? いかん、また固まってきちゃった。

 イサークを見ると。

 お茶をすすり、苦そうに顔をしかめた。相変わらずドクダミ茶は苦手みたいだ。

 その瞬間、ふっと、身体の力が抜けた。

 二年前までの、イサークとの生活を思い出す。あの頃も、あたしはよくドクダミ茶を飲んでいた。イサークにも勧めてみたけど、そのたびに彼は、今と同じく顔をしかめていたっけ。

 猟師から騎士になったけど、彼は、二年前と何も変わっていないのかもしれない。

 …………。

 あたしはにっこりとほほ笑み。

「待って、イサーク。今、入れ直すわ」

 イサークのカップを取り、テーブルを離れ、お茶を沸かし直す。棚からリンゴを取り出し、細かく切って、茶葉と一緒にお湯の中へ。アップルティーはイサークの大好物なのだ。

「お待たせ」とびっきりの笑顔と一緒に、イサークの前に置く。イサーク、カップを手に取ると、まずはリンゴの香りを楽しみ、そして一口すする。「うん。おいしいよ、エマ」

 ――おいしいよ、エマ。

 おいしいです、ではなく、おいしいよ。エマ様、ではなく、エマ。

 そうか。今、あたしたちは、側室と騎士という関係ではなく、幼馴染のエマとイサークの関係でいていいんだ。

 イサークが突然現れて、パニックになったあたしは、ずっと気になって、夜も眠れなかった。それは、側室と騎士という関係から、どう接していいのか判らなかったからなのかもしれない。

 でも。

 あたしとイサークは、確かに側室と騎士だけど、それ以上に、生まれたときからずっと同じ環境で育った、家族とも言える仲なのだ。どう接していいか判らないなんて、悩む必要は無かったんだ。

 …………。

「ひさしぶりね、イサーク――会いたかったよ」

 ずっと言いたかったこの言葉を、あたしは、ようやく言うことができた。

「俺もだ、エマ」

「ビックリしたよ。突然あなたが現れるんだもん。しかも、騎士団の隊長だなんて。そんな才能があったんだね」

 するとイサークは、照れくさそうに鼻の頭をかく。二年前と同じ仕草。

「まあ、狩りで身体だけは鍛えてたからな。それと、ブレンダ騎士団は、剣と魔法に関しては優秀な奴が多いが、弓に関してはあまり多くないんだ。それも幸いしたみたいだ」

 そうなんだ。確かに弓の名手って騎士は聞いたことが無いな。

「イサーク、弓の腕は良かったもんね。いっつも、ウサギとかイノシシとか獲って帰ってきたよね。それをあたしがシチューにして……おいしかったよね」

「ああ。この前の帰還式のときのシチューもうまかったけど、やっぱり村で食べたシチューが最高だった」

「あ、やっぱり? お肉はお城でも手に入るんだけど、やっぱり村のお肉と比べたら、新鮮味とか、肉質とか、全然違うよね? お城のお肉は飼育して育てたやつだから、やっぱ、野生のお肉とは違うよ。魚なんてもう最悪。この街、川も海も遠いからさ、滅多に食べられないの。都会って便利なばかりじゃないんだよね。村の生活が懐かしいよ」

 矢継ぎ早に出てくる言葉。今日のあたしは、よくしゃべる。

 別に普段のあたしが無口ってわけじゃない。アメリアたちメイドとはよくおしゃべりするし、最近はリュースとも話せるようになった。みんな話してて楽しい。その気になれば、一日中おしゃべりしてるだろう。でも、今のイサークとのおしゃべりは、まるで違う。何が違うかと訊かれても説明のしようが無い。おしゃべりの内容はたわいのないことばかりで、いつもと大して変わらない。それでもこの瞬間、いつものおしゃべりより楽しく感じてしまう。だから、今日のあたしは、よくしゃべる。

「……相変わらずみたいだな、エマは」イサークは、呆れたような安心したような、そんな笑みを浮かべる。

「そう? まあ、そうかもね。でも、それはイサークもだよ。騎士団の隊長になっても、全然変わってないよ。昔のまんまだ」

「――そうでも、ないさ」イサークは、小さく言った。

 このとき。

 イサークの顔が、ほんの少しだけ曇ったのだけど。

 あたしは気付かないふりをして。「でも、すごいよね。入隊二年で近衛騎士でしょ? 前例が無いんじゃない?」

「まあ、近衛騎士に入れたのは、ウィン隊長のおかげだ。俺を第一隊に入れたいと、陛下たちに直接掛け合ったらしいんだ」

 そうなんだ。ウィン、やっぱりあたしとイサークのこと、気付いてたのかな。だから近衛騎士に登用して、あたし専属の護衛にしたんだ。

「でもまあ、二年で騎士団の隊長になったってだけで、異例中の異例だって言ってたよ。それだけでもすごいよ」

「そうだな――」イサーク、ふと遠くを見つめるような目になる。「必死だったんだ。この二年間。騎士団に入り、武術を教わり、そして、前線に配属された。クローリナスに派遣された騎士団はひどいもんさ。常にクローサーからの攻撃の危機にさらされている。安心して眠れる夜など無かった。多くの仲間が死んでいったよ。俺が隊長になれたのも、前の隊長が何人も亡くなったからさ。生き残れたのは、運が良かった」

「――――」

 それまでの楽しい気分は消えてなくなり、急に、心が重くなる。

 突然のイサークとの再会。二年前と変わらない彼に、あたし、ただ無邪気に喜んでいたけれど。

 今あたしの目の前にいるイサークは、あの頃のイサークであるはずが無いのだ。

 騎士団に入り、わずか二年で隊長になり、さらに近衛騎士になった。

 そこにいたるまでの道が、平坦であったわけがない。まして、クローリナスに派遣されていたとなると。

 このお城の中は、基本的には平和だ。でも、二年前の陛下暗殺未遂事件や、つい先月の爆破事件のようなことも、まれに起こる。警備の整ったお城の中でもこのような状態だ。これが、敵地であるクローリナスともなると、その惨状はどのようなものなのか。平和に慣れきったあたしなんかには、想像もできない。

 イサークは、そんなひどい惨状の中を、生き延びてきたのだ。

 あたしの記憶の中にいるイサークは、心やさしい、戦いなんて無縁の人だった。とても、戦場で生きられるような人じゃなかった。

 それでも彼は、生き延び、そして、あたしの前に現れた。

「エマ。俺がここまで来たのは、お前に会いたかったからだ」イサークは、静かにそう言った。

 ――――。

 直感的に思う。この話の展開は、あまり良くない。

 あたしとイサークは確かに幼馴染。それは今でも変わらないことだけど、同時に、やっぱりあたしは陛下の側室で、彼はこの国の騎士なのだ。これも変わらないこと――いや、変えることができないことなのだ。

「そ……そう言えば、ジェシカさんは元気? あなたが騎士団に入るくらいだから、病気は治って、一人で暮らせるようになったんだよね?」話題を変えようとした。

 でも、これがいけなかった。イサークの顔が、さらに曇った。

「母さんは――死んだよ」

「――――!!」

 言葉を失う。

 ジェシカさんが、死んだ!?

 なんで? 心臓移植の手術をすれば、治るんじゃなかったの? あたしはそのために、側室になって、イサークと別れたんだよ!? なんで、なんでジェシカさんが死ぬのよ!?

 叫び出しそうになる自分をどうにか押さえ、イサークの話を聞く。

「エマが村を去ってから一週間後に、新しい医者がやってきた。母さんに移植する心臓は用意されていて、すぐに手術は行われた。かなり時間がかかったけど、成功したよ」イサークは、大きく息を吐いた。「でも、その一ヶ月後、母さんは亡くなった。医者が言うには、心臓が母さんに適さなかったんだと」

「――――」

 言うべき言葉を見つけられないあたしは、ただ、イサークを見つめる。

 そんな……ジェシカさんが、亡くなったなんて……。

 確かに、手術の成功率は高くないとは言われていた。成功率七割。でも、決して低い数字ではない。十人中七人は成功するのだ。だから安心していた。手術が失敗するなんて、夢にも思わなかった。

 でも。

 それは何の根拠もないことだったんだ。十人中七人成功するということは、三人は失敗するということ。その三人にジェシカさんが入らないなんて保障は、どこにも無かったんだ。なんであたしは、そのことに気がつかなかったのだろう?

 ――――。

 答えは簡単だ。

 手術が失敗するということは、あたしが側室になったのが、無意味だったってことになるのだから。

 ああ、こんなことを考えてはいけない。だって、手術が失敗するかもしれない、なんて理由で、あのままイサークと暮らすなんてことは、絶対にできなかった。それは、ジェシカさんを見捨てることになるのだから。そんなことをしたら、絶対に後悔しているはずだ。そのまま何事も無かったかのようにイサークと結婚し、暮らしていけたなんて思えない。

 だから、あたしが側室になったことは、無意味なんかじゃない。何のために側室になったのか、なんて、考えてはいけない。それは判ってる。

 でも、思考は止まらない。止められない。

 あたしは、何のために側室になったの?

 村を捨て、生活を捨て、何よりイサークを捨て、あたしはお城にやってきた。ジェシカさんを、そして、イサークを救うために。

 側室なんて、本当に名前だけの存在だ。二年経った今でも、陛下とあたしの間に子供はできない。当然だ。何も無いのだから。あたしは月に一度くらいのペースで、夜、陛下の寝室に呼ばれることはあるけれど、初めての夜と同じで、何も無い。ただ、子供を作れ、と、アルバロ様や大臣たちがうるさいので、形だけ夜の席を設けているだけ。陛下は王妃のことを愛していて、あたしには何の興味もないのだろう。それはそれで、陛下のことは尊敬しつつも、やっぱり子供を作る決心のつかないあたしは助かっているのだけれど、だったらあたしは、何のためにお城にいるのだ? と、常々葛藤している。そして、誰も何も言わないけれど、きっと、お城のみんなもそう思っているはずなのだ。役立たずの、形だけの側室。この国は、側室の制度ができたばかりだ。制度を疑問視する声は強い。それでもこの制度が無くならないのは、それだけみんな、陛下の子供の誕生を望んでいるからだ。でも、二年経っても、子供はできない。子供ができないなら、側室なんて必要無いのだ。あたしはこのお城ではお荷物でしかない。それでもこのお城に居続けるのは、イサークを救うためと信じて疑わなかったからだ。

 それなのに!

 ジェシカさんを救うことはできなかった。イサークを救うことはできなかった!

 これでは――。

 全てが、崩壊する。

 あたしがしてきたことは、全て無駄だったんだ!

 気が狂いそうになる。いや、狂ってしまいたい。この現実を忘れられるのならば、喜んで狂おうじゃないの!

 そんなあたしを、正気の淵にとどまらせたのは――やっぱりイサークの一言だった。

「ありがとう、エマ。君には感謝している」

 ――――。

 音を立てて崩れ行く世界が、再び構築されはじめる。

 あたしに、感謝?

 イサークが?

 それはもちろん嬉しい言葉だけど、でもあたし、何の役にも立てなかったのに……。

 イサークは、満面の笑みを浮かべた。「母さんを手術できたのは、君のおかげだ。成功はしなかったけど、でも、手術できて良かったと思っている。病気が治るかもしれない、と、希望が持てただけで幸せだった。もし君がいなかったら、手術どころか、病気のことなんて何も判らないまま、母さんは死んでいただろう。病気に立ち向かうことができた。それだけでも、本当に良かった。ありがとう、エマ」

 その一言で。

 そのときのあたしが、どれだけ救われたことか。

 あたしのしたことは、無駄じゃなかった。そのことを言ってくれたのが、他の誰でもない、イサークだった。

 あたしは、イサークの手を取り。

「ありがとう……ありがとう……イサーク」

 心の底から出た言葉。お礼を言うのは、あたしの方。

 そして。

 あたしたちは、泣いた。

 救えなかったジェシカさんのことを思って。

 幼いころから、本当の家族のように接し、あたしのもう一人のお母さんだった。

 戦争であたしの両親が死んだとき、絶望に打ちひしがれたあたしを、懸命に慰めてくれた。ジェシカさん自身も、夫を亡くしていたのに。

 そして、あたしとイサークの結婚を誰よりも喜び、誰よりも心待ちにしていた――。

 ごめんなさい。

 さようなら。

 そして――ありがとう。

 いろいろな思いが交錯した涙が、あたしたちの頬を伝っては、流れ落ちた――。


 どれくらい泣き続けていたのか、突然イサークが。

「エマ、俺と、一緒に暮らさないか」

 ――――。

 一瞬、何を言われているのか判らなかった。泣くのを忘れ、ただ、イサークを見つめる。

 これは。

 以前聞いたことがある言葉だ。いつだっただろうか? 記憶をめぐる。すぐに思い出した。

 そうだ。二年ほど前の、イサークからのプロポーズ。

 あのとき、あたしはイサークからプロポーズされ、突然のことで驚いたけど、喜んで受けた。

 これは、イサークからの二度目のプロポーズ。一度は諦めた二人の幸せを、もう一度手に入れるチャンス。

 そうだ。

 あたしは二年前、幸せになるはずだった。それは叶わずに終わったと思っていたけれど。今また、その幸せを手に入れるチャンスが、目の前に。

「この城を出て、どこか遠くで一緒に暮らそう。もう俺は、お前を離さない。何があろうと、絶対に」

 あたしは普段、運命だの神様だのあまり信じてはいないけれど。

 このときだけは、運命に感謝し、神様に祈りをささげた。

 ありがとう。こんなあたしに、何度も、幸せになるチャンスを与えてくれて。

 あたしは、今度こそ、幸せになる。

 側室の座を捨て、このお城を捨て、あたしはこれから、イサークと一緒に生きていく。

 イサークと一緒に――。

 ――――。

 バカだね、あたし。

 そんなこと、ムリだよ。判ってるはずなのに。

 そう。

 できるはずが無いんだ。

 だから。

「ありがとう、イサーク。あたし、とっても嬉しいよ。でもね――」

 あたしは、イサークの目をまっすぐに見つめ、そして。

「ゴメン。それはできない」

 はっきりと、そう告げた。

 言葉を失うイサーク。断られるなんて、思ってなかったのかもしれない。

 あたしは、今でもイサークのことを愛している。彼があたしの前に現れて一週間。そのことは身にしみて判った。そして、彼もあたしのことをまだ必要としてくれる。あたしは、このお城にいる意味なんて無い。

 それでもあたしは、イサークと一緒になることはできない。

 だって。

 どんなに形だけとは言っても、あたしは陛下の側室だ。一兵士と恋に落ちるなんて、許されるはずが無い。あたしとイサークは、もう、一緒になることはできない立場なのだ。そう。「二年前と変わらない、幼馴染のあたしとイサーク」、なんて、所詮は幻想だ。側室と騎士、それが現実。

 それに。

 あたしは一度、イサークを裏切っているのだ。

 二年前、イサークには何の断りもなく、陛下の側室になることを決め、村を去った。ジェシカさんを救うためだったとはいえ、彼を裏切ったことには変わりない。それなのに、ジェシカさんが死んだからと言って、またのこのこイサークのもとに戻るなんて、あまりにも自分勝手だ。

 あたしは、イサークと一緒にはなれない。

 だから。

「ごめんなさい、イサーク。ごめんなさい――」

 あたしは、そう言うしかなかった。

 イサークは、ただ黙って、あたしを見つめていた。

 やがて。

「――そうか。判った」イサークは、静かに言った。「俺はこの二年間、必死で戦ってきた。お前を取り戻すために、あのクローリナスの地獄を生き延びてきたんだ。お前が俺のもとに戻らないと言うのならば、俺のすべきことは一つだ」

 ――――。

 イサークは何を言おうとしているのだろう。判らない。黙って聞いてる。

 イサークは席を立つ。

 そして、剣に手を当て。

「――俺は、ベルンハルトを殺す」

 憎しみのこもった声で、そう言った。



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