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6.ダイナマイトの孤独
真実が見える瞳は
少なくない
それは劇物
何もかもを急変させる
隠された力を暴くことは
まばゆい太陽の本質を
己の瞳だけで
見極めようとするに等しい
危険な行為
誰もに見えるわけではない真実の
その先をもしもとらえるのなら
それは視覚ではなく嗅覚
光が届くより速く
原始的に
暗闇の中でさえ
その兆しをかぎわけて
もしそれをつかみとったなら
あなたは特別になる
火花が脳に散り咲いたら
一瞬ではしれ
誰も彼もをおいて
孤独すら追いつけぬスピードで
走れ稲妻
閃光
噛みつくように
その可能性に火をつけろ
