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説明回

説明回ってつまんないですね。


この世界のことを少しでも知ろうと、本を熟読していたらすっかり日が高くなっていた。

そして、この本の内容としてはだいたいこのような感じだった。


一つ、この世界は[アーティファル]という名の世界で、創造神ディルを筆頭に、様々な神が迷信ではなく実際に存在しこの世界の在を保っている。また、ここにはエルフ ドワーフなどといった亜人と呼ばれる種族が存在しお互いいろいろなしがらみが有りながらも暮らしているという。その中でも、やはり一番多い種族がヒューマンなんだとか。


二つ、世界観としては中世ヨーロッパ並みの文明力で科学の代わりに魔術が発展してるらしく。この世界で魔術が使える人はそれだけで、職には困らない程に使える人数が少ないらしい。

そして、その中で魔術は十三のランクに分けられ今のところ人間が使える最高の魔術は第六魔術までで、それ以上の魔術になると、使えるのは魔人と呼ばれる者達だけとのこと。


三つ、この世界では、生まれたときから基本的な筋力とは別にステータスが存在する。

評価としては、一般的な男性であれば全ステータスが50~60程度で、冒険者 騎士団所属のものになると120~200、高い者であれば500や1000に届く者までいるらしい。


四つ、五つ、…といった具合に書かれていて、最後の12項目目に一番大切なこととして今自分がいる場所のことが書かれていた。


_____________________________________


最後になるがこの世界で最も大切なことを言っておく、それは今君がいるこの場所についてだ。

この場所はこの世界の住人からは「絶界」と呼ばれ絶対に入ってはいけない場所として認知されている死の森というところだ、この家の外に出てもらえばわかると思うが、ここはその「絶界」の最深部にある家だ。その、証拠に近くにとてつもない大きさの木がある。ここの人々の間では生命の樹 ガオケレナル として知られている。そして、どの方向に進んでも四方50キロメートルの巨大な森に囲まれている。もし町に出るのであれば玄関を出てまっすぐ進んでいけば、この世界でかなりでかい都市に出れるはずだ。それと、道中はいくら自分が強くても十分に注意して欲しい。それではこの世界で君に幸福があらんことを。   五右衛門

_____________________________________




「とんでもないところに来てしまった。」

もうそれしか言えることがなかった。一番近い都市でさえ片道50キロ、それに加えこの辺の魔物は軒並み人種では歯が立たない、この世界はなかなかハードモードらしい。



「これからどうするか、」

今後のことを考えていたら、ステータスのことが気になった。


「あ~そういえばこの世界にはステータスがあるんだっけ。」

本に書いてあるとうりならこの世界にはステータスがあるはずだ。

(あっでも俺にも反映されてるのか?)

まぁ、実際試してみないと何とも言えないので行動に移ることにした。


そして、俺は気づいてしまった。

「これどうやってステータス見るんだ?」

いやこんな時は、


「ステータスオープン!!!!!!!!」

「…」

(ん?(汗)ちょっと待って、うんともすんとも言わないんだが。)


「ステータス/オープン/ステータス開け!/詳細開示/開け/開けごま/ステータスを見せてください/ステータス様お願いします/願いしますなんでもしますからステータスを見せてください/もう無理です、お願いしますステータス様あなたを見ないと私の人生これで終わっちゃうんです、いやもう一回終わってるといっても過言ではないですけど、そうではなくてこれから先のことが絶望的になるんです、どうか!/我が親愛なるステータスよ、今ここに新たな希望を与えたまえ!サモン!パーフェクトビジョン!」

「…」

(ハァ、ハァ、ハァ…なんで何の反応もないんだ、どんだけ恥ずかしがりやなんだよ、)










「(ステータスオープン)」

「ピロン」

「あっ、」









(やっと出てきてくれましたか、お兄さん久しぶりに舞い上がっちゃいましたよ。って、なんで!念じるタイプなんだよ!!!なかなかイタいこと言って黒歴史ガッツリ掘り返しましたよ!もう十分です。ありがとうございました。)


さて、そろそろステータスを見ていかないといけない

_____________________________________


名前 八雲 仁

種族 超人種

年齢 18

性別 男

レベル 1


HP (体力)20000

MP (魔力)18000

STR(筋力)12000

DEX(器用)12000

VIT(耐久力)12000

AGI(敏捷)12000

INT(賢さ)12000

MND(精神力)12000

LUK(運)9999


スキル 言語理解 料理Ⅴ(max) 魔眼Ⅴ(max) 気配探知Ⅴ(max) 鍛冶Ⅴ(max) 隠蔽Ⅴ(max)


称号 渡り人 女神の夫 独りぼっち 神の子


加護 八柱の契り

_____________________________________


「これは、ちょっと異常なんじゃ…」


これは少し整理してみていく必要がある。

まず、種族超人種って何? 俺はいたって普通の人の部類に入ると思うんだが、あれか?ウェブ小説でよくあるハイヒューマンってやつですかね、まぁ、そういうことにしておきますか。

次は、基本能力かこれは、高い人で500~1000って言っているのにこの数値は異常としか言えないな。

そして、問題はスキルもう何でも出来るのではないかと思うほどにえげつない。

称号についてだが、女神と結婚して神になったようですどうもありがとうございました。まぁ、そんなことは置いといて、俺はボッチではない!確かに、今は知り合いも何もいないけど日本にいたころはちゃんと友達いました、だから決してボッチではない!

そして最後加護について、何勝手に契約してくれてんですかね身に覚えが全くないんですが。






結論、神です。どうもありがとうございました。(本日三回目)




ここだけの話、プロローグ回予約投稿外したら間違って投稿してしまった。

更新時間は16時にします。

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