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終結

二週間と少し間更新できずにすみませんでした。もっと更新スピード上げれるように頑張るのでよろしくお願いします。では、本編どうぞ。

「大丈夫ですか?イザベラさん?」


目の前にいるのは、ここにいるはずのないグラディオが連れてきた謎の多いい人、八雲仁。


「えっ、、あっ、、仁さん?なんで、?」

「なんでってそれはイザベラさんがピンチだったからここに来たんですよ!」


イザベラは未だ信じられないといった様子で仁のことを見ている。


「少し待っていてください、今終わらせるので、」


仁はそういうと目の前に次の攻撃を放たんとしているゴブリンメイジに向かっていく、ダメよ!そのゴブリンメイジには魔法障壁があるの!そう口に出そうとした瞬間またしてもイザベラは信じられない光景を見ることになる。


「うをぉおおおおおお!!!!」


仁がそんな雄叫びと共にゴブリンメイジに右手を振りかぶる、案の定ゴブリンメイジは自分の周りに魔法障壁を展開しその攻撃を防ごうとする。


しかし、仁の拳がゴブリンメイジの障壁に直撃すると同時に大きな破裂音が周囲一帯に響き渡る、思わず耳を塞ぎ目を閉じる。次に目を開けた瞬間目の前に広がっていたのはゴブリンメイジが立っていた場所を中心に放射線状に広がるクレーターだった。


「そんな、、一撃で、なんて……」


いくらグラディオより強いからと言って限度というものがある。未だかつて魔法障壁を持った魔物を素手でしかも一撃で倒すなんて聞いたことがなかった。そんな光景を見たイザベラは開いた口が塞がらなかった。



「終わりましたよ、イザベラさん。少しやり過ぎかもしれませんが…」

「い、いえ、助けてもらってありがとうございます、、」


イザベラは感謝の言葉を言うとジッと無言になりジッと仁を見つめる。


「あ、あの~そんなに見つめられると恥ずかしいのですが、、」


そんな仁の言葉なんて聞こえてないかのようにイザベラは仁を見ながら呆けている。


「え~っっと、イザベラさん聞いてます?」


ブンブンと仁はイザベラの顔の前でその手を振り、顔を覗き込むようにサムズアップする。


「!?」

「あっ、やっと気づいた、、」


自分の世界から帰ってきたイザベラはすぐ目の前に仁の顔があることに気づき、そしてみるみる顔が赤くなっていき両手で顔を覆ってしまう。


「あ、あぅ、、仁さん、、すみません…ボーっとしてました、、」

「ありがとうございました!!」

(まじめなイザベラさんのあんな一面が見れるとは、、!)

「えっと、なんでお礼を?」

「すみません取り乱しました、気にしないでください。」

「あ、いえ大丈夫ですけど、、」


首を傾げながらイザベラはそう答える。

少しの間沈黙がその場を支配し、気まずい雰囲気になる。


「「あ、あの!」」


二人同時に言葉を発しまたしても気まずい雰囲気になる。

少し間を開けて仁がイザベラにお先にどうぞ。と言って発言権を譲る。


「改めて仁さん。お礼を言わせてください、危ないところを助けていただいて本当にありがとうございました。」

「俺は当たり前のことをしたまでですから。」

「いえ、普通の人ならあの状況で助けに来たりはしませんよ、なんせ自分も死んでしまうかもしれないのですから。」

「そういうものなのか…」

(この世界の人たちは結構シビアなんだな、、)

「そういうものなんですよ、、残念ながら。」


イザベラは少し顔を落としながらそう呟く。


「それでも俺は助けますよ!もし、またイザベラさんがピンチになったら絶対助けますよ!」

「仁さんは、やさしいのですね。」


そう言うイザベラは少し頬を染めながらはにかんだ。













一方、ここは神界神々集う場所、神界ヘブン=ガーデン。そして今ここに集ったのは八柱の契りで八雲仁と契約をしている八柱の神々たちだ。


「今回の件で急な招集になってしまって申し訳ない。」


全員そろったことを確認すると、ひとりでに一人の女性が立ち上がりそう喋りだす。そして、それに呼応して他の7人がそれぞれ答える。


「さて、早速だが本題に入ろうと思うアーレス頼む。」

「うん、結論から言うとね、、」


少し間を開け、アーレスはゆっくりとし喋りだした。


「仁くんの加護に【根源の帰還】が発現した。」

「「「「「「「!?」」」」」」」


事情を知らない他の神たちは、しばし思考が停止する。


「それは本当なのか?」


そう問いかけたのはこの場を最初に取りまとめていた創造神 ゼビアだ。


「うん、間違いないよ。ボクが仁くんに顕現しているときに仁くんからなんかよくわからない加護あるって聞いたから調べてみたんだ。その結果がこれだよ。」


その言葉を聞いてゼビアだけでなく他の神たちも一様に顔を曇らせる。そして、次の瞬間には何かを決意したようにその瞳に闘志を燃やすのだった。








「仁さんはこれからどうしますか?」

「取り敢えず、後処理のことはそちらに任せることにして一旦家に帰りますよ、自分がいても何も出来ることは無いと思いますし。」


仁がそう言うとイザベラは顔を落としながら一瞬間を置きそのあとに、そうですかと続けた。


「あ、でもグラディオに挨拶に行かないといけないので一回村によろうかと思いますよ。」


その言葉を聞きイザベラの顔に生気が戻る。


「なら、その足で街の方にも寄って行かれないですか?助けてもらったお礼もしたいので。」


仁がお礼なんていいですよと、そう言いかけたときにふと後ろにちょこんと抱き着かれた感触あった。そして、後ろを振り返るとそこには、なぜかミリアがいる。しかも、一人だ。


「こんにちはミリアちゃん、なんでこんな所にいるのかな?」

「えっとね、、仁おにいちゃんに助けてもらったお礼言いに来たの!」


天使の微笑み《エンジェルスマイル》でそんなことを言うミリア、仁は思わずその笑顔に身もだえる。


「ミリアちゃん、グラディオと一緒じゃないの?」

「にぃにぃならもうすぐ来る、、」


ミリアがそう言って自分が来た道の方を指さす、するとそこからミリアと言いながらグラディオが現れた。

グラディオはミリアの傍に仁とイザベラの姿を確認すると安堵した表情を見せた。


「ミリア勝手に先に進んだらダメだ、今戦闘が終わったばかりで不安定な状態なんだこの場所は、」

「にぃにぃ、ごめんなさい」


少し泣きそうな顔をしながらミリアはグラディオにごめんなさいと言う。そんな、ミリアにグラディオは、次からは気負付けるんだぞと言いミリアの頭を優しくなでると、ミリアもその顔を明るくさせうん、と頷くのだった。


そして完全に断るタイミングを失った仁は、グラディオたちも町へ向かうということでその足をひとまず町へ向けるのだった。











今回書いてる日に間が空きすぎて自分でも何を書いてるのかわからなくなりながら書いていたので文章がおかしかったら言ってくれると助かります。

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