表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
23/66

重要登場人物紹介2&裏話2


前回同様、登場人物紹介にはまだ本編で出てきていない情報が含まれます。

ネタバレが嫌な方は読まないでください。

読まなくても全く支障はありません。

【重要登場人物紹介】


☆ロレンス・アルベルト・サファヴィー・ディアス


26歳。やさしい眼差しのグレーの瞳に暗めのブロンド。背はジェラルドほどではないが長身、体つきもしっかりしている。整った端正な顔立ちの美形。気配り上手で話も上手い。

それに加えて家柄も良いので女性には全く困らない。

代々騎士として続くディアス家の長男であり、幼い頃から名家の跡取りとしての教育を受けてきた。優雅な物腰、女性には平等に親切な典型的な騎士。剣の腕もなかなかのもの。

現在、大尉。魔法は使えない。


☆アイリス・ヴィシュー・リトリア


22歳。緑の瞳に赤褐色の髪、身長は平均的。勝気な瞳のさっぱりした美人。

性格もさっぱりしている。思った事ははっきりと口に出すし、口に出さなくても顔に出る。

治癒の魔法を使う魔術師を多く輩出していることで有名なリトリア家の末娘でれっきとした貴族の令嬢。本人は柄じゃないと思っているが、やはり、言葉遣いや態度にはそれらしいところが見られる。しかし、面倒見がよく、心根は優しい。薬学や医学の知識もある。



【設定裏話】


NO.2 人物の名前について


 今回もまた、どうでもいい裏話。なぜ主人公たちはこんな名前になったのか編パート1。今回は主役二人です。おそらく、ネタバレはしていません。……おそらく。



(1)サーシャ・ティアイエル・グーテンベルク

 登場人物の名前を決める時、多くの人は色々悩みながら考えるのではないでしょうか。

特に、主人公であればなおさら。私もそうでした。と言いたいところなのですが……いいえ、すぐに決まりました。ごめんなさい。

 というか、こんな話を書きたいなーと漠然と思っていた段階から、一族の名前はグーテンベルクと決まっていたんです。なぜかは不明です。

そして、ティアイエルというのも決まっていました。これも、なぜかは不明。


 ……ここで終わっては裏話を作った意味がないので、一つ長い話を。

 実は、初めの時点で主人公のフルネームはティアイエル・グーテンベルクだったんです。サーシャは後からついた名前で、ミドルネームはなかった。

 では、なぜサーシャを付け加えたのか。

 それは話を考えていくうちにある疑問に行き当たったからです(要するに制作上の理由)。


 あれ?初めこの子は自分がグーテンベルクって事を知らないんだったら、名前は単なるティアイエルだったの?苗字は?ってなったんです。

 で、『よし、じゃあ平民は苗字なしでいこう』ってことになりました。

これは昔のヨーロッパとか(日本もそうですけど)なら普通に見られた事だし、別におかしくはないだろうと。(こんな事考えたあたしって、架空の世界のファンタジー書いてるくせに妙に現実的……)

 でも、そのまま話を進めていくと困った事が起きました。ジェラルドがただのジェラルドになってしまうんですね。彼は平民出身で、軍人は身分が高くないから。

 そうなるとまた、色々考えていたジェラルドの過去の話につじつまが合わなくなってくる……。

『えーい!やっぱり平民にも苗字をつけてしまえ!設定変更!!』と思い直して、さあ、どんな名前にしようか、と思った時に思い浮かんだのがサーシャでした。


 適度に(?)爽やかな響き、かつ、言いやすく読みやすく覚えやすい。

 そう、これは大事なことです。私は横文字の名前がなかなか覚えられないんです!

やたらと登場人物が多い、しかも似たようなカタカナの名前の人物がいっぱい出てくる小説は混乱してついていけなくなってしまう。

 

 話は逸れましたが、サーシャっていう名前が思い浮かんだとき、ティアイエルは自動的にミドルネームに格下げ(?)になりました。

 個人的にはすごく好きな名前なのですが、やっぱり言いにくいし読みにくい。

それに、まあ、苗字だとしてもおかしくはないかな、と。こんな流れでサーシャはミドルネームを持つことになったのですが、結果的にそうして正解でした。

後にこのミドルネームも大きな意味を持つ事になるんです(これってネタバレ?)。


(2)ジェラルド・キーナン

 次は、ジェラルドです。この人の名前は一瞬で決まりました。

ジェラルドって言う名前が好きなんです。ちょっと古い名前ですけど、ヨーロッパのほうにいけばある名前です。

 で、苗字は何にしようかな……キーナン……。おっ、いいんじゃない?決定!所要時間5秒くらいでした。

 あまりにも安易な自分に驚きますね。

 というか、ジェラルドの裏話をする必要ってあったのか……。

いえ、でも、すぐに決まったからといって愛がないわけではありません!

私個人的には一番好きな名前です。だから、こんなに短い裏話でも許してね、ジェラルド。




明日は引き続き本編です。

読んでくださっている方、本当にありがとうございます!

感想等いただければ嬉しいです。


このまま一章が終わるまでは毎日更新する予定です。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ネット小説ランキング:「グーテンベルクの歌」に投票 投票していただけると励みになります。(月1回)
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ