表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
14/66

重要登場人物紹介&裏話




登場人物紹介について、これまでにまだ出てきていない情報が一部含まれます。

ネタバレが嫌な方は読まないで下さい。

読まなくても、本編に影響はありません。


【重要登場人物紹介】


☆サーシャ・ティアイエル・グーテンベルク

 

18歳。日の当たり具合では金に輝くうすい茶色の髪。背は普通よりやや高め。白磁の肌、花の咲いたような唇、アーモンド形の切れ長の瞳は神秘的な紫。それをとりかこむ長いまつげ。化粧をしていなくても、誰が見ても納得の美人。本人はその事に気づいていない。

言動や行動などを見るとどこか幼い印象。また、やや天然か。

世間知らずだが、明るく真っ直ぐで、人を疑わない性格。薬学の知識がある。



☆ジェラルド・キーナン


28歳。短髪の黒髪、蒼い瞳。目つきは鋭いが男らしく誠実そうな見た目。長身でがっしりした体型。基本的に真面目な性格で何事にも動じない頼りになる大人。

サーシャには無表情で何を考えているのか分からないと思われているが、実は女性の扱いが苦手なだけ。

それほど口数は多くなく、口より先に行動するタイプ。剣の実力はかなりのもので、魔法も魔術師ほどではないが高度の魔法を扱う。属性は水。




☆サーシャにつく精霊(性別はない)


風:イブ  

見た目は女性っぽい。サーシャが物心付いたときには側にいた。母親のような存在。そのせいか他の精霊よりも人間らしく、何かとサーシャの心配をしている。


水:アクア 

見た目は女性っぽい。10歳の時に突然現れてサーシャに力を貸すことを宣言。自信に溢れたやや高慢な性格。しかし、サーシャが何かと呼び出すのはイブであることは少々気にしているらしい。




☆王:イスニア国二代目王 オリバー・イスニア・ヴァレンシュタイン


30歳で王位を継ぎ、現在47歳。長く続いた争いの時代を治め、イスニアに安定をもたらした力のある男。しかし不安定な時代が長く続いたため、平和になった現在も戦争に対して常に強い警戒を続け、イスニアの平和を守る事に日々心を砕いている。

妻はロクサンヌ。子供は三人。



【設定裏話】

 こういうの読むの好きなんです。それぞれの設定に作者の思いが込められてるんだなーと良く分かるところが好き。

 だから、私も書きます!いらねーよ、と言われようが書きます!!

 ネタバレはしていません。……ええ、おそらく。



 NO.1 タイトルについて

 

『グーテンベルクの歌』ですね。

 なぜ、『グーテンベルク』か。

 それは、もちろんこの物語で最も重要な名前だからです。

グーテンベルクにしようと思ったのはなんとなく、です。すみません、安易で。響きが好きなんです。


 では、なぜ『歌』なのか。

 これも本当にふと思いついたのですが……『ニーベルンゲンの歌』とか『ローランの歌』あたりにヒントを得たんだと思います。

 これらは実在する古い叙事詩です。世界史を勉強した人なら聞いた事があるはず。

実は、この物語の後半には“ローラン”という物語の鍵を握る重要人物が登場するんです(え、これってネタバレ!?)。

 このローランの名前を決めたときは『ローランの歌』のことを考えたわけではないんですけど、すべてのストーリー設定を決めて、さてタイトルをどうしようって思った時に『ローランの歌』が思い浮かんだんです。

 

 で、偶然なことに『ローランの歌』もある一族が中心の話で、その一族に関係する英雄を称えるために作られた(かなり大雑把な説明ですが)。

これはぴったりだ。使うしかないでしょう、と思ったわけです。

 

 タイトルを『グーテンベルクの歌』にしてから、なんとか叙事詩っぽくできないかな、とも考えました。

 そこでグーテンベルクについて調べてみたんです。それまでは、確かドイツ人の印刷機発明した人にそんな名前の人がいたような……くらいの認識しかなかったので。

 するとその通り。その人は確かにいました。

 しかもその人が印刷したもので最も有名なものは『四十二行聖書』。

 42行!物語を42行で統一すれば叙事詩と呼べそう!思いっきり使えそう!!

 でも……無理!!

 その時すでに第1章はほとんど物語が完成していました。試しに1話、2話をカウントしてみると82行、80行……無理だ!!!

もし全部を42行でそろえればえらい事になる!ってことで諦めました。

この物語を最後まで書き終えて、余力があれば考えてみる事にします。

 

 えと、ここまでで分かる事。それは、私が受験の時に世界史選択だったという事。ではありません(いえ、実際そうなのですが)。

 それはこの物語を作るにあたって、あらゆるところで世界史からヒントを得ているということです。

主に登場人物の名前はそうです。今はまだ登場人物は少ないのですが、これから出てくる人物はほとんど、世界史上実際に存在した人または事物から名前をいただいています。

 イメージに合わせてちょこっと変えた名前とかもありますが。

 それらも後々設定裏話で語っていけたらいいなと思います。


 


 えー、長々と語りましたがここまで読んでくださった稀有な方、もしいらっしゃったら本当にありがとうございます。

 登場人物説明だけではあまりにも短いなと思って書いてみました。

 

 物語はまだまだ序盤に過ぎません。

 サーシャとジェラルドはこれからどうなっていくのか……。

 明日からは今までどおり毎日更新です。引き続きよろしくお願いします。



評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ネット小説ランキング:「グーテンベルクの歌」に投票 投票していただけると励みになります。(月1回)
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ