◆◇◇第四段階 執筆(下書き)◇◇◆
次に、実際に書いていきます。この段階では下書きのことが多いです。
忘れないように一気に要点だけ書いていきます。第三段階のメモの部分がそのまま下書きになる場合も多いです。ここで書いた要点は本番の文章に組み込むものも一部ありますが、基本は本番の文章に隅へ隅へと追いやられて、ちゃんと書き終わった部分から消えていきます。
鉛筆で下書きをして、ペン入れをした段階で鉛筆が消されるような感じです。自分の場合鉛筆の下書き時点ではとても雑なので、絵で言うとほぼ棒人間のような下書きです。
ちなみに魔女のいなくなった世界の下書きはこんな感じです。
↓↓↓ 下書き ↓↓↓
『運が悪いことに、異世界におちてしまって
さらにここはちあんがわるいようだ
野良犬がいるので慌てて石を投げて追い払う
すさんだ世界
人を見かけたが、銃を向けられた
この世界は人と人が奪い合いをする世界らしい
最悪だ
銃を向けられて、こちらにできることは何もない。ただ敵意がないことを伝えたくて、とりあえず手を上げて笑ってみせる
「無害ですよ」と。
ここで一人でいてもなにもできない。銃を向けるような野蛮人だけれど、一人でいるよりかはマシだ。
ついていくことにした、
このおとこが話すのには、彼はくにの正規軍の軍人らしい。
正規ならいい。この男は知らないが、とにかく他の人間に合わせてもらって保護されよう。
そう思っていたのに、この男は最近国を裏切ったそうだ。最悪だ。つまり私は今裏切り者と一緒にいる。
何がどうなって裏切りなどしてしまったのかとさり気なく聞き出してみる。
いわく、この国に凶悪な魔女が現れたのだそうだ。その被害は甚大で、軍も割れるくらいの騒動だそうだ。
魔女が怖くて裏切ってしまったのだという。
「銃は怖くないのか?」
銃を向けられた。なんてひどい男だ。
◇
最悪だ。
俺の所属する軍の部隊が壊滅した。
↑↑↑ 下書き ↑↑↑
ひどい状況です。誤字脱字ばかり。ですがタイピングのペースが頭の中の物語に追い付かないので仕方なくこの書き方をしております。
自分の場合だと、話はいったん頭の中で再生が終わっているので、下書きをしている時はもう一度再生をして、コマ送りや静止をしながらその場面の要素を書きとっている形です。ポンコツなので、静止をしているはずが勝手に再生が始まって『待って待って』と慌てて打ち込むことも多いです。