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1話

「では、あなたが今置かれておる状況を説明します」

「おう!」

「あなたは可哀想なことに異世界のアルクス公国という国の魔術師たちにより強制的に異世界に転移しました。さらに持っているスキルは『能力低下』という最弱スキルです」

「なん…だと」


異世界?あれって存在するの?てっきりラノベの中だけの話だと思ってたんだけど。ていうか、強制的にってふざけんなよ。確かに日本での暮らしは良くはなかったよ?だけどさ、漫画とかラノベとかちょっとした楽しみがあったんよ。なのにさ、勝手に異世界に転移させられて持っているスキルがまさかの最弱スキルときた。


「あの、女神様?」

「なんでしょう?」

「元の世界に戻ることはできるのでしょうか?」

「まぁ、そう考えるでしょうね。誠に残念なことですが私の力を使ってもあなたを元の世界に戻すことはできません。やってみてもいいですが、あなたは時空の狭間に永遠に囚われてしまいますよ?」 

「時空の狭間って一体何なんだ?」

「時空の狭間とは、空間と空間の間分かりやすく言えば廊下ですね」 

「廊下?」

「はい。廊下はいろんな部屋と繋がっているでしょう?そんなふうに時空の狭間もいろんな世界と繋がっているんです」

「ふ〜ん。だったら、他の世界にも行けるのか?」

「いえ、私の力だけじゃあなたを時空の狭間に押し出すことまでしか…」

「oh…」 


マジか~。他の世界に行けるならせめてもっと平和で争いがないところに行こうと思ったのに。ま、世界については諦めるか。だったら、あとはやっぱスキルについてかな。あ、あとアルクス公国のこともか。 


「あの、女神様?あと2つ質問が」

「どうぞ、何でもおっしゃってください」  

「じゃあ1つ目。スキルについて教えてくれ」

投稿遅れてすみません。ライオンのコマです。1話っていうサブタイトルにしてるけど、なんてしようか迷って結局諦めました。誤字報告などあったら送ってください。ではまた、二週間後。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 空間と空間の間分かりやすく言えば廊下 ここら辺の例えはかなり良かった。 それにほかの世界とも繋がっているけどそこに行くのはできないよという説明と主人公の、多少なりとも頭の回転が早いように感…
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