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カイトとミライ  作者: すみどら
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ミライを、救う。

少女の声が聞こえる。

「私のターニングポイントへ来て。そうすれば、私は救われるから。」




僕ははっと目を覚ます。

最近こんな夢をよく見ている。この夢を見た日は大抵朝起きると涙が出ている。


眠い目を擦りながら学校へ歩いていく。

「おっす海斗!またあの夢見たのか?」

話しかけてきたのは僕の1番の親友の陸だ。

「ああ。また寝起きが悪かったよ...」

「大丈夫か?もし続くようであれば病院に行ったほうがいいぞ。」

「大丈夫だって。」

そう話しているうちに学校に着いた。いつもの1日が始まった。


今日は何もなく平凡に終わると思っていた。


帰り道、塾のある陸と別れ、帰途に着く。

駅前を歩いている時だった。突然自分が自分ではないような気分に襲われたのだ。

「う......あぁ.....」

他の人には奇妙に見えたに違いない。こっちを見る目線を感じた。その時だった。

「あぶなーーーーーーーーーい!」

後ろを振り返り、迫ってくるそれが車だと認識した瞬間、僕の意識は途絶えていた。


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