出会い厨
いつか、綺麗な蝶になりたい
わたしはさなぎのままが一番居心地が良くて楽だったから。
卵をさなぎのまんまうんでしまっただ
わたしはいつか蝶になりたい
蝶になれないのならさなぎのまんま蝶になったふりをしていればいい。
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わたしはとある日のできごとだった。
いつものように、グルチャ(ラインのグループチャット)で超かっこいい
イケメンを見つけた。
もちろん、いつものように私はコチャ(個人チャット)にもちこんだ。
はじめまして晴です、なんか間違えてコチャしちゃった…
私けっこう天然なんです!!ごめんなさい。
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説明(ラインという機能はしっているだろう、そしてグループチャットというのは
見ず知らずの色んな地方の男女が仲良くなるコミュニティみたいなものである)
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わたしは超かっこいい男の子に連絡した。
名前は理人…。
見た目もかっこよければ性格もノリも最高だった。
わたしはたまらず勿論その日の夜に電話した。
わたしの声は超がつくほどの萌え声(アニメ声)だいたい私の声で甘えたら
おとこなんていちころ…ましてや下ネタやわたしの演技力にかかれば簡単に
出会いを求められる。
晴「もしもし理人君?ごめんねぇ電話して…」
理人「はぁ…びっくりしたぁどうしたの?」
晴「なんかねぇ晴ねぇさみしくてこえききたくなったのぉ」
そうこんなやりとりでかいわを進めた。
晴「なんかねぇ理人の声きくとねぇ…なんだか…腰が勝手に動いちゃうの」
理人「かわいいねぇ今度耳かんであげるよ」
晴「やっあっあん」
そう…こうして男を色仕掛けする…。
でもねぇ…理人に関しては少し違った…。
すこしかすれた低くてセクシーな声、笑い方がすごくかわいかった。
会話もすごく上手で、エッチな電話に関しては実は本気で感じたりした。
どSなかれのエスコートをうけて私は、なんかい果てただろう。
声で身体を感じたのははじめてかもしれない…。
しかも無駄にかっこいい!!
わたしはいつしか完全に心から惚れていた。