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婚約破棄された私ののんびりできない国造り  作者: 青。
外伝

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74話 アメリアの解決方法

これは、彼女が隠居する少し前の話。



「諸国連合!?なにそれ」


執務室いっぱいにアメリアの声が響く。

そばにはどうやらあかりとラノールドもいるらしい。


「アメリア様って元々王太子の婚約者なのですよね。覚えさせられてたのではないですか?」


「いやだって〜。小国の集まりで、別に影響力とかないって思ってたからさー」


「だって〜ではないでしょう?現にこうして問題が起きてるんですよ」


「分かってる」



彼らがこうして集まってるのは、その諸国連合に怪しい動きがあったからだ。

ファーストから報告が上がったらしい。


諸国連合の立ち位置は高くなく、それゆえに優先される物ではなかったようだ。




「諸国連合にいる司祭が『勇者』と呼ばれる存在を担ぎあげているようです。勇者は教会の総本山を潰した我々と敵対関係にあるようです」


そう言って資料を渡すのはラノールド。

そこには勇者の特徴、そして姿が簡単に描かれていた。



気のせいだろうか、あかりが


「やっぱり…」


と言っていた気がする。



これを見る限り、勇者は強いカリスマ性を持っているようだ。



「それなら、選択肢は潰すか話あうかだね」


そう言って二人を見ると、二人の顔は不安そうで、どうしたものかと聞いてみると、


「おそらく、話し合いは難しいでしょう。勇者は聞く限り、敵と認識した者の話は聞かないそうです」


「へー。なら話し合おうか」



二人が慌てる気配がする。

無理もない。

これまでの私ならめんどくさくて確実に戦争に持ち込んでいたのだから。


「なぜなのですか!?アメリア様!」


「だって……」





だって、私は見たから。

自分が起こした戦争で焼けた土地を、なにも残らない平原を、もう植物が育たないかもと誰かが言っていた山を。


全部、全部、全部見てきたから。



別に、戦争を起こしたことを後悔してクヨクヨしたいわけじゃない。

でももう、戦争はしたくない。


それを伝えると、二人は複雑な顔をしながら頷いてくれた。

交渉は二人がやってくれるそうだ。






自分の後継のために、かぞくのため…………家族?

そんなものがいたのだろうか?

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