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婚約破棄された私ののんびりできない国造り  作者: 青。
死の森

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7/70

7話

扉を開けた先に両親が立っていた。

しかも、たくさんの荷物を自分専属の使用人に持たせていて、いかにも引っ越しって感じだ。

ていうか、私の荷物もある。


いかにも準備万端といった構えをしている両親が出てきてくれたので、とりあいず走りながら状況のすり合わせを行うことにした。


そうして話しながら走ること少しして、無事屋敷を出ることが出来た。


一回脱出してしまえば恐れるものはなにもない。

なぜなら、転移魔法が使えるからだ。


転移魔法は、お母様が発掘した古代魔法で、使えるのは私だけでしかも滅多に使わないので、王国内でも限られた人間しか知らない。


もしもその存在を認知したとしても、転移魔法自体がかなり難易度の高い魔法で、まず扱えない。


その転移魔法であっても理論上、詠唱に5分くらいは掛けないといけなくなるので使えたとしても使い勝手が悪い。


要するに転移魔法は私が使う分には最強なのである。

ということでさっそく、この王国からおさらばすることにする。


行き先としては、(デス・フォレスト)近くがいい。


ということで頭の中に地図を思い浮かべる。


この大陸の中央部にあるのが(デス・フォレスト)であり、この森はこの大陸にある国のうち3つにつながっている。


一つ目は私たちが今いる王国だが、嫌だから却下。


二つめは帝国の属国。

しかし、却下。

帝国の皇帝はことさら、私のことを追っかけ回してたし、なんかヤダ。


ということで三つ目だ。

三つめは聖ヨガ王国。

この国は領土としてはかなり小さい国なのだが、この大陸の中でも指折りの歴史を持った伝統国だ。

何でも、神から加護が与えられている影響で、自然エネルギーに満ちた場所になっているらしい。


まあ、必然的に聖ヨガ王国に決定!


国と(デス・フォレスト)の間に高原があったはずなので、そこに行ってみることにした。


転移魔法の術式を即座に発動させて展開、そのまま魔法を発動させて、行き先を具体的に示す。


目的地のバビロン高原にたどり着いた。

この高原は、ヨガ王国の領土であるような、ないような、みたいな感じの曖昧な場所だ。


すぐ近くに死の森(デス・フォレスト)があるからこそ、ここの高原もとばっちりを受ける。


この高原は自然災害や魔物被害がかなり頻繁に起こる場所なのだ。


この国での自然災害のほとんどがここで起きていると言っていいレベルなのである。


また、魔物がバカみたいに多くて強い。

自然エネルギーがあるところに魔物は集まるため、ヨガ王国は魔物が多いが、それを100倍くらい強くして100倍の数になったイメージだ。


そのため、魔物を倒しても倒しても湧き出てくることから、


『第二の死の森(デス・フォレスト)


って言われている。


ここの森には当然、人が全くいない。


つまり、危険だけど人が来ないから目立たない。


ただ、最終目的地は森であり、その森の浄化も目的の一つになっている。

つまりここは、中間拠点のようなものだ。



だがしかし、こんなところ危ないだろうがよって言ってくる人が多いと思う。


だがそこは安心してほしい。

なにをするのかと言われると、家族それぞれと荷物に結界をはるのだ。


結界魔法と言われている魔法は、最もオーソドックスな魔法と言える物理攻撃系魔法の次に使い手が多い魔法だ。


ちなみに、物理攻撃魔法というのは、火を作ったり水を作ったりするやつだ。


それはさておき、結界魔法は簡単なように見えても、使用できる結界魔法や魔力量によって大きく性能が変化するおくぶかい魔法でもある。


しかし、私が本気で魔法をかけたら、1ヶ月くらいは魔物の攻撃に余裕で持ちこたえられそうな物が出来上がるので、それを全員にかけておく。


それに加えて敵を探知するための魔力が微量に込められている結界を今いる場所の周りに張り巡らせる。


それに加えて、魔物がいたら自動的に攻撃してくれるカウンターの結界を、探知するための結界の内側に発動。


これで安全になった。


あとは、野営の準備をするだけだ。


私の家族たちは、野営しないので、道具なんて一切持っていないし、当然私も持っていない。

ということで、キャンプ用品を魔法で作ってみることにした。


意外と簡単だったし楽しい。


そうして魔法で作った道具たちを見てて、一つ困ることに気がついた。


食べ物がないのである。

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