表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
婚約破棄された私ののんびりできない国造り  作者: 青。
ラノールドとアメリアのステキ?なデート?

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

61/70

55話

アメリアにベタ惚れしているラノールドは、最後の、なけなしのメンタルを振り絞って

「お話があります」

と言い、アメリアに話を聞かせることにした。



と言っても話の内容はただの惚気。

要は愛の告白である。


どうやらラノールドは一度喋ると止まらないタイプの人間らしく、普段なら絶対に言わない

「大好き」とか「愛してる」

みたいな言葉を連発している。



一方私は、固まっていた。

というか、ラノールドがそんなことをいうというのが信じられなかった。


ラノールドは一度もそんなこと口にしなかったし、一度もそんな態度示さなかった。

意味不明だ。



そんなことを考えながらラノールドの話を聞いていたところ、ラノールドが

「私は、あなたのことがずっと好きなんです。今までも。これからも。だから、結婚してください!!」

と叫んでいた。




結婚。そんなの、考えたこともなかった。

毎日毎日バカな婚約者と言う名の駄々っ子のお守りしかしてこなかった私には、結婚なんて実感がわかない。


そもそも婚約者止まりだったわけだし。



いやいや待て。

なんで結婚する前提で考えてるんだよ。

色々あるだろ。問題がいっぱい!!


というか、ラノールドは帝国どうすんだよ。

私は国王降りないからラノールドが皇帝じゃなくなるってことにならん!?


でも、不思議と「別にいいかな」と受け入れてしいそうになる自分がいた。

というか、ラノールドは受け入れるまでつきまといそう。



返事をしようとしていたら、どうやらラノールドの告白には続きがあったらしい。


「でも、多分問題がたくさんありますし、俺のことそこまで受け入れてくれていないのかもしれない。だとしたら、俺の仕事ぶりをみて、その後人材を引き抜くつもりで婚約してくれたら嬉しいです」


って言われてしまった。




というかよく考えたら、このままラノールドのことを受け入れたら、私がラノールドに気があるって思われるってことじゃん。


それはなんか嫌だな。理屈は一切ないけど。



それならばと、私はある提案をすることにした。

「せっかくだし、らノールドには一仕事してもらおっか。今から一年あげるから、私たちに迷惑がかからない範囲で、聖ヨガ王国を征服してみて」



ということで、軍事力が大きい聖ヨガ王国を、たった一人の男が侵略に動き出すこととなった。



ラノールドと話し合い、ラノールドはランディーネ王国に迷惑がかからない限り自由に動き、一年以内に聖ヨガ王国を侵略もしくは完全屈伏つまり属国にできたら婚約するということにした。


ちなみにいうと、ランディーネ王国ではなく帝国の名義での侵略もしくは調略となるため、前に私が聖ヨガ王国の兵士を全滅させた時のことを用いるのは難しいだろう。



つまり、基本的に何使ってもいいから一から聖ヨガ王国を崩せということである。




こうして、アメリアに惚れまくった一人の男によって聖ヨガ王国は、その歴史に幕をおろされそうになるのであった。





ちなみにその後、ラノールドとは再び視察を楽しんだ。

視察というよりもほとんど城下にお忍びで遊びに行っていたが近しい気がしなくもないが、そんなことをいちいち言う必要はない。




いくつかの歓迎会と言う名の腹の探り合い。

帝国の重鎮さん方とのイヤミの応酬をし。

歓迎のためのパーティーの中、ぜひともと自分の息子を婿に勧めてくる貴族どもをひたすらにいなすという退屈な時間を経て、私は視察を終えたのであった。






ちなみに、あかりには視察を終えたあとでたっぷりと説教された。

ラノールドは説教から助けたのではなく説教を先送りにしてあかりを怒らせただけだったということをアメリアが知るのは、また別のお話である。

えーっと次から新しい章です。

楽しみだと思う方はぜひともブックマークお願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ