表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
婚約破棄された私ののんびりできない国造り  作者: 青。
帝国への視察

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

44/70

39話

しかしながら、敵の対応は素早いな。

おそらくと言うか確実に外の山賊は囮だ。

だが、囮だと感じさせないぐらいきちんと山賊というような立ち振る舞いだった。


その上で、油断していたとは言え私の気配察知を掻い潜ってくると言うのはすごいことだ。一生自慢できるぞお前。

まあ、強いて言うならば敵の誤算は、私に眠り薬の耐性があり意識がはっきりとしていることを考慮せずに色々と喋っていることだろう。


敵には毒を解析する概念がないのだろう。

まあ、私以外に毒を解析してる人間見たことないけど。



馬車の外で御者をしていたリンは、私が捕まったのを見て勝手に察したのか抵抗しながらも捕まるという演技をしていた。

しかもちゃっかり自分が痛くないような場所に打ち込ませている。

すごいね笑笑。


何をリンが考えたのかは知らないが、私的には不意打ちくらった形になる。

ちなみに言うとレンも捕まっている。

二人とも、目を合わせるだけで意思疎通ができているのはなぜだろう。すごく羨ましい。



そして、二人はさっきからずっとやっている抵抗を不自然ではない程度に強めた後、

「おい!貴様、なぜ俺たちを襲うんだ。ここにおられる方の身分を考えろ!!」

と突然言い出した。


いきなりなんなんだと思ったが、即座に考えて理解した。

多分、二人は敵を試しているのだろう。

敵の目的をこっそりと自然な雰囲気で探ってくれている。


あかり、君の部下優秀すぎない?いくらなんでも反則だと思う。



そして案の定、その問いに対して敵は少なくない反応と情報をくれた。

「知っていますよ。その上で、女が王を務め、皇帝陛下を色目で陥落させるような人間にはこの世から消えてもらおうとバレー公爵様はおっしゃっているのです」


なんとびっくり!

向こうが勝手に襲撃の黒幕と目的を喋ってくれた。


しかも喋ってるやつって、山賊のふりをしていた奴らのリーダーじゃん。

そんな奴がマヌケなミスするなんて考えられない。

それとも、こいつらがマヌケの集まりってことか?





〜リンsaid〜


私達は、あかり様と共に聖ヨガ王国の騎士どもと戦った。


あいつらの戦い方は卑怯だったが、それを笑って

「作戦勝ちってことだな!」

と受け流せるあかり様はすごい。


だがあかり様にもまた、尊敬してやまない主がいた。

そのお方-アメリア様とは、聖ヨガ王国との戦いによって死んだ私たちを蘇生したと言う。


そんなお方だからこそ、華やかな人だと思っていたが、初めてお会いした時のアメリア様はかっこよかった。

凛とした美しさのある方だ。


ありとあらゆる場面を想定していたのだろう。

私たちが予想だにしなかった山賊の襲来にあっても慌てずにいた。

護衛のはずなのに、私の方が助けてもらった。

だからこそ、アメリア様の意図は確実に汲み取らねばならない。


アメリア様が捕まったのはおそらく、黒幕を判明させて一網打尽にすることで、帝国に恩を売るためだろう。

ならば、その作戦を最大限に手伝わなければ。


相棒のレンも同じことを思ったのだろう。

即座に二人で魔法を発動させた。








レンとリンだけではなく、神の世界から戻ってきたもの達には魂に特権とも言われる『固有スキル』が刻まれる。


レンに授かったスキルは『成長』

様々な相手との戦いなどで、様々な実りが得られる。

そしてこれは、他人に対しても発動する。


リンに授かったスキルは『精神操作』

相手の心を揺さぶり、戦闘面でも交渉面でも有利に立つことができる。



スキルは、基本的にみんな持っていないし防ぐことはできない。

これが後のランディーネ王国の騎士達が最強たる所以である。

少しでも面白いと思ってくれた方はぜひ、☆☆☆☆☆を★★★★★に変えて作者を応援してください。

感想も、お気軽に書いてくださると嬉しいです。

作品の設定などで疑問がありましたらぜひ気軽に感想に書いてください。

作者は割とすぐに直します!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ