35話
さて、神の世界でアメリアは自分の加護を消す代わりに魂をもらうと言う約束を受け入れた。
その直後、アメリアは大量の魂を渡されたまま人間の世界に返された。
そのすぐ後から、アメリアは術式を展開させる。
魂を元に戻す術式構築完了。
魂と体を接続、魂の定着完了。
肉体の治療術式構築完了。
全ての術式の展開完了。
術式発動!
術式の発動直後全ての死亡者の蘇生が確認されると、私はその意識を手放した。
残されたあかり達は、自らがつかえる相手がやってきたことで奮い立つ。
まず、騎士達についているバリアのようなものを解除したい。
このバリアは魔石を使用して作られているとアメリア様に言われた。
魔石を使うと、人の魔力以上の魔力を使用して魔法が発動できるが、魔石が壊れたら発動が出来なくなる。
魔石は魔力の塊のため、一旦探知魔法で魔石の位置を調べる。
すると、私たちにかかっている魔法の魔石は聖ヨガの神殿に。
騎士達にかかっているものは戦場の最奥にいる魔法使いが持っていることが分かった。
さっそく、騎士達のバリアを展開している魔石を壊そう。
さっき蘇生されていなかった人のうち、魔石を壊せる人は私しかいないので、私がやろう。
部下からは危険だと言われたが、やれる人が自分しかいないのならば仕方がない。
さっそく、転移魔法で魔法使いのところに転移する。
魔石を使って発動しているからこそ、あいつの周りにはバリアがなかったので思いっきり魔法をぶっ放す。
意外とあっけなく、私達を蝕んでいたバリアは無くなった。
バリアがなくなった以上、私たちの敵ではない。
一人ずつ、落ち着いて仕留めていく。
自分たちがこの程度の兵士たちに策略で負けたことだけが、悔しかった。
そして、聖ヨガ王国の軍は全滅した。
最初は優勢であり、全滅寸前まで追い詰めたにも関わらず、だ。
そして、私達はリデルリンに全員で行き、バカ王子ことアレクサンダーと再会した。
再会したアレクサンダーは、別人のように静かだった。
声をかけても反応がないというか魂が抜けてしまったようだった。
しかし、そんなアレクサンダーにも批判は多い。
むしろ、批判以外は何もない。
処刑が妥当だろう。
アメリアも賛同していた。
処刑は、非公開でひっそりと行うようにしたことが、せめての情だったのかもしれない。
リデルリン王国の玉座は空になった。
だが、アメリアはもうすでにリデルリンの統治者を決めていた。
アリス・ランディーネである。
アリスは、アメリアの決定に素直に従いリデルリンに駆けつけることとなった。
これは、リデルリン王国の歴史が終わりを告げた瞬間である。
その後、リデルリン王国はリデルリン領と名前を変え、アリスと言う新しい人間をリーダーとして再出発するのだった。
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