20話
さて、私がちゃんと仕事してるアピールは済んだということで、さっそく本題にはいろう。
なんとビックリ、温泉に招待されたのだ。
ここの温泉は、美肌に効果のあるものだが、温泉街にはそれだけではないものがたくさんあるらしい。
ということで、早速招待された場所まで家族全員で行くことにした。
と思ったのだが、何故かアリス以外は全員ドタキャンしてきやがった。
そのため結局、アリスと私でいくことにしたのであった。
あともう一つ、この遊びには目的がある。
それが、魔道具の設置だ。
魔道具の中でも設置型は初めてだったので、不具合がないかの確認を行おうと考えていた。
ちなみにこの魔道具には、魔物を物理的に弾く効果がある。
だが、魔物を倒すことはしない。
そのため、街道の周囲が安全というわけではない。
魔道具の設置を魔法でちゃっちゃと行いながら馬車を使って温泉へ向かう。
魔道具設置時間を除いて10分くらいで目的地に着いた。
目的の場所である温泉街は、川を中心に温泉宿が立ち並び、入り口付近から高級な宿屋としている。
温泉の質はどこも同じなので、違うのは治安とその他のサービスのみだ。
今のところは仕事を終えた者たちの休息の場として提供されているが、いずれは休憩以外の利用客も見つけようとしているらしい。
もうすでに帝国に噂は広まっているらしく、ラノールドがあと少しで貴族どもの反対を押し切るらしい。
押し切り次第、うちの国と国交を結ぶと約束してくれているので、そのうち移住したい人も多くなるだろうというのが私の考えだ。
さてさて、温泉を心ゆくまで楽しんだ私は温泉からあがったあと、ファーストからビックリな報告を受けた。
まだ発表されていないが王国の国王が死去し、第一王子アレクサンダーが唯一の直系子孫として国王となったらしい。
アレクサンダーはその日のうちに、自分を国王にふさわしくないと言ってきていた元国王派を処刑し、アレクサンダーに媚を売ってきた者たちを次々と重要な役職に就かせている。
しかも話はそれだけではない。
アレクサンダーの国王就任を祝うという名目で、アホみたいに盛大な宴を開く予定だそうだ。
アレクサンダーはまだ国王の死去を公開していないことを知らないのかは分からないが、民からは不満の声が上がっている。
自分の悪口を言う者たちを野放しにできない臆病な暴君が誕生してしまった。
ということで早速温泉を作って遊ぼうと思っていたのにも関わらず、王国の攻略に挑まなくてはならないということだ。
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