11話
いやいやよく考えてほしいと思う。
いやね、見知らぬ人にいきなり土下座されるってどう思う?
答えはマジで気まずすぎてヤバい。
なんか、これだと私がヤバい人みたいに見られてしまう。
しかし、どうしよう。
いやね、方針?っていうか、答えは決まってるのよ。
普通にもとから、ここに住もうと思っていたわけだしね。
しかし、問題は⋯⋯
私がチートすぎることなのだ。
いきなりどうした!?
とでもいいだそうではないか。
しかし、そのまんまなのである。
事実、うちの家族は全員笑いを堪えるのに必死になっている。
え?状況がわからない?
いやまあ、それもそうなのかも知れないから分かりやすく言うと、
私、もう森は私が完璧に制御している。
すごいだろー。
いや、別に求めてないよねドヤ顔は。
でも、ドヤドヤ。
ごめんなさいドヤ顔は(以下略)
と言うことで、
結論!
この森、もう安全だからこの人たちも大丈夫!である。
そしてそれを本人たちに伝えると、
「我らのことを救ってくださり、誠にありがとうございます。このご恩は一生をかけて報います」
と言われ、集落の人たち全員が涙を流して平伏してきた。
え!?
となるような展開だったが、持ち上げられるのは悪い気がしないなー。
とかぼんやり思いながら眠りについてしまった私を反省したい。
翌日
朝起きたら、、、。なんかいる!?
と言うことで慌てて妹を道連れに、何かに近づくと、そいつの目が開いてこっち見てきた!?
いや、そんなこと言っている場合じゃないのも分かっているし、現実逃避しちゃいけないのもわかってる。
でも、でもさ。
流石に人型の、とんでもない魔力持ってて、なおかつ白い髪に綺麗な青い瞳で、なんか神々しささえ感じられる人がたたずんでたら驚くって。
いやいやいやどう考えてもおかしいでしょ。
一応、私だってここに結界はって、なんかがここに来ようとしたら排除できるようにしたのに。
悲しい。悲しい。かな(以下略)
と言うことで、口を開こうとしたところ、タイミングを待ったようにあっち側が口を開いてくれた。
けど、その口から飛び出てきたのは、美しい言葉でも威厳のある言葉でもなく、
「おい、貴様は誰だ。私にあったら平伏して絶対服従の姿勢を見せるのが常識であろう」
とか言ってきやがった。
確かにこいつの魔力はかなりやばい。
人をねじ伏せて、自分の我を推し進める力がある。
しかしまあ、私には通用しない。
私は規格外なので。
ドヤ(以下略)
と言うことで、完全に無視していたら、
「ちょっと、無視されると傷つくじゃないの!ひどい」
とか言って、泣く姿勢にはいってきやがった。
うん。一つ君に言いたいことがある。
「お前、いちいちあざといんだよマジでその口をふさげ!!!」
うん。すごくスッキリした。
自分のあざとさが通用しないと判断してきた女は、なんか口汚く罵ってきやがった。
こっちも応戦して、口喧嘩始めようとしたところで、
「お待ちくださーーい」
って言って、集落にいたすごい魔力を持ったおじいちゃん?が、走ってきながら土下座してきた。
ちなみに、なんで疑問系なのかはすぐに分かる。
なんか、めちゃめちゃ若くなっているのだ。
なんか、ただの若いお兄さんになってた。
そして、そのおじいちゃんの見た目の変化に気がついたのは、あざと女も一緒らしい。
突然あわあわしだしている。
そして、おじいちゃんが発した一言のせいで、私はその女の正体を知ることになる。
「我らがあるじ様」
この一言で理解した。
この口汚い女は、一応かなり偉い人という認識をみんなから持たれているのだと。
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