妹が幸せそうなので兄ちゃんは死んでもいい
山なし谷なしオチなしの酷い構成。読み飛ばし案件ですよこれは
「ねぇきぃちゃん。足元の可愛い毛玉は何かしら?」
丸まって寝ていたレーベとケットシーが顔を上げる
「可愛い猫がケットシー。褒美として連れてきた」
「連れてきた?」
「黒い可愛いのがレーベ。勝手に拾ってきた。」
「きぃちゃん元いた所へ返してきなさい!」
冗談はこれくらいにしとくか。
「ケットシーは倒れてたから助けたんだ。無事回復したってことでお礼に欲しい物が無いか聞かれたから、ケットシーが欲しいと。」
「男前なプロポーズねぇ…」
「レーベはよくわかんないや。森で寝ていて、起きたら枕としてそこにいたんだよ。懐かれたっぽかったから連れてきた。」
「テイムはしてるの?」
「してないよ。ペットっつーか家族みたいな扱いだし。愛玩用だし?」
もみじは話を聞かず毛玉をモフモフして幸せそうな顔してる。お兄ちゃんもつられて笑顔になっちゃう。
「あぁ、忘れてた。頭に乗ってるのがゲッコウだよ。」
「すっかり寝てるからぬいぐるみかアクセサリーか何かだと思ってたわ…」
機敏な動きでもみじにゲッコウが攫われた。モフモフだもんな。
「姉さん達とミコトはこれからどうするんだ?」
「そうねぇ…依頼も取り下げたし、北か西のフィールドを探索しようかしら」
「私はリルと遊びにフィールドかな。よく食べるから食材狩らないと。キーチは?」
「俺は西側のフィールドで薬草でも摘んでこようかと。レーベも遊びたそうだし。」
「それじゃ夕方まで西のフィールドで、街からあまり離れないところに行きましょうか!」
会話に参加しなかったもみじは、モフモフ3体を両手に抱えて満足そうに笑ってました。
書いてる途中で飽きちゃうのやめたい。




