路地裏は発見がいっぱい!
テンプレですけど良くないですか?こういうの
街に着いた頃にはもう昼時だったので一旦ログアウトする流れに。折角なので4人でファミレスに行きました。
15時頃に帰宅したけど結構居たな。ログインしたらアイテムの配分することになっていたのでみんなを待ちます。
レッサーリザードからは
・リザードの鱗
・リザードの皮
リザードからは
・リザードの皮
・リザードの鱗
・リザードの爪
が手に入った。下に行くほど手に入りにくいんだが、幸運値のおかげで偏ることもなく満遍に手に入った。
折角だしこれらの素材で防具でも揃えたいもんだな。
「それじゃ集めてた薬草渡すわね」
「貰うだけじゃ悪いし、ポーション先払いするな」
使わなかったのでHPSPポーションを各3本ずつ渡しておく
「少なくて悪いな。これから作っておくわ」
「アンタこの性能は異常よ…」
「すごいですね…」
タカは呆然としてる。そんなすごいのか?
「そこら辺のポーションなんて20くらいしか回復しないのよ?30ですら滅多にない!ましてSPまで回復するなんて…」
「次からはG払って買いますので、値段決めておいてくださいね?」
「そういう話がなら薬草取ってきてくれれば安くするよ」
お金ほしいからね。貰えるなら貰っておこう。
「あと何か素材欲しいのあるか?」
「私爪ほしい。」
「ほらよ」
「ありがと」
使い道なさそうなので全て渡してしまえ。
薬草も80本以上あるしどっか作りに行くとしよう。
「お前らはこっからどうするんだ?」
「私は食材探しのために南へ行こうと思うの。2人を引き連れてね」
「どこかでパーティー募集しないか?安定として魔法職ほしいし」
「男の人で魔法職の方はいらっしゃいますでしょうか…」
「なんか使えそうなのあったら持ってきてくれよなー」
そんなこんなでポーション作れる場所探し。昨夜の泉でもいいけど街でしたいこともあるのでパス。
あー、聖水ほしいよな。そっか、樽持っていけばいいんじゃないか?街で作ってる職人とかいないかな?
職人といえば東の武器防具屋あたりかと思うんだが、樽なんて生活用品とかは西の住民街じゃないか?
そういうの作ってる鍛冶屋は路地裏とかだろうなー、ってことで入り組んだ路地を進んでいます。大丈夫!自分の幸運値を信じて!さっきから猫しか見ないけど!多分俺は迷子じゃないはず!
てか猫多いな。街入った時から見かけたけどこの街は猫が多いのか?そこんところどうよゲッコウさん。
『…zzZ』
さっきから大人しいと思ったら寝てるよコイツ!
「ゲッコウ起きて起きて」
『くぁあ…なんじゃ?』
「さっきから鍛冶屋探してるんだけど、どっかから鉄を打つ音とか聞こえない?」
『んー、右斜め前の奥から聞こえるのぉ』
「おお!ありがとう!」
頼りになるぜ。指示通りすすむと少し開けたところに一軒家があった。
「これっぽいな」
『ここから聞こえるのぉ』
さて入るか。
「すみませーん」
カーンカーンカーン
「すみませーーん!!」
「なんだぁ!?」
奥からお爺さんが出てきた。ドワーフとかではないみたい。
「冒険者ならお断りだが?」
「いや、樽とか作ってませんか?」
「はぁ?まぁ作っちゃいるが。オメェさん冒険者じゃねぇのか?」
「半分くらいは冒険者ですけど」
「冒険者なら武器作れ、とか言ってくるもんなんだが…」
「武器作ってるんですか?」
「オメェさん、俺が誰だか知らねぇのか!?」
「知らないですけど?そんなことより樽がほしいんですけど!」
なんか有名な人なのかな?武器とかいらないしどうでもいいけど。
生活用品作ってるなら、ミコト用の包丁でも作ってもらおうかな?
「わ、わかった。ちょうど売り切れちまってな。これから作るわ。どんなのがほしい?」
「そうですねー、大きな樽を三つくらいお願いします!」
「わかった。オメェさんはその間どっか行ってるか?」
「あ、じゃあどこかポーション作れるスペースないですか?」
「それじゃウチの一部屋貸してやるよ。好きに使いな」
「ありがとうございます!」
案内されたのは客間かな?綺麗に整頓されてるし汚さないようにしないとな。
つってもショートカットあるしすぐなんだけどな。とりあえず50本すり潰して、ウォーターで水出して、ショートカットで初級ポーション×50
薬草取り出してるときに見つけたのが
▢ ▣ ▢ ▣ ▢ ▣ ▢ ▣ ▢ ▣ ▢ ▣ ▢ ▣ ▢ ▣ ▢ ▣ ▢ ▣ ▢ ▣
名前:毒草
効果:低確率で毒状態にする
名前:毒消し草
効果:低確率で毒状態を治す
▢ ▣ ▢ ▣ ▢ ▣ ▢ ▣ ▢ ▣ ▢ ▣ ▢ ▣ ▢ ▣ ▢ ▣ ▢ ▣ ▢ ▣
これは実験しがいのある素材ですねぇ…
くっ!こんなときに聖水があったらもっと遊べたのに!
ひとまず毒消し草をすり潰してポーションと同じやり方でやってみるか。
▢ ▣ ▢ ▣ ▢ ▣ ▢ ▣ ▢ ▣ ▢ ▣ ▢ ▣ ▢ ▣ ▢ ▣ ▢ ▣ ▢ ▣
名前:毒消しポーション++
効果:5割の確率で毒状態を治す
説明:美少女が、美少女の出した水で作成した毒消しポーション。これを使っても開発者の毒は消えない
▢ ▣ ▢ ▣ ▢ ▣ ▢ ▣ ▢ ▣ ▢ ▣ ▢ ▣ ▢ ▣ ▢ ▣ ▢ ▣ ▢ ▣
うっわすごい性能。序盤に作れちゃうか。薬草や聖水と混ぜたらHPSPも回復できるのかな?説明にはもう突っ込まないよ
「おぅい!できたぞぉ!」
「ありがとうございます!」
「3つで900Gだ。」
「必要になったらまた来ますね。」
「オメェさん面白ぇし、なんか素材あったらウチへ持ってきな!防具でも作ってやるよ!」
そんなこと言われたらリザード素材全部渡したくなっちゃうじゃないですかぁ!
「おぉ、こんなにあるのか…まぁいい。明日以降にまた来な。作っておいてやるよ。」
若干顔引きつってたな。ポーション売ってお金稼いでこないとなー。
『のぅキーチよ。』
「どうした?」
『行きたいところがあるんじゃが…』
「構わないぞ。どこら辺だ?」
ゲッコウに案内されるまま付いていくと、そこには大量の猫が。
「流石猫の街。集会の規模もすごいんだな」
『何を現実逃避しておるのじゃ。中心部を見よ。』
中心部を見ると、ちょっとした台座に横たわる黒猫がいた。
艶のある黒色が美しく、胸元の飾り毛は純白で神々しい。
まるで、猫の王様のようだ。
『あやつは「ケット・シー」。そなたの力で助けてやってほしい』
………マジ?
煩悩の塊なのでランキング載っていたいが故に連日投稿。
小説書き始めた趣旨が違ってきたので冷静になります。