1読み専より、なろう投稿作品のレベルが低下したとお嘆きの貴方へ
投稿作品レベルの低下というより、投稿者の方の裾野が広がったのだと思います。
今でも、書籍レベルの作品は見受けられます。中には、何故この作品が書籍化してないのかな?と思う作品もあります。
なろう作品が書籍化され、その書籍化された作品の多くがラノベレーベルであり、また、なろうテンプレ作品であったことで、それを読んだ若い方達が、自分もなろうテンプレ作品を書いてみたいとお思いになり、投稿して頂けるようになり、投稿総数が増えたことで作品レベルが低下したように(・・・)見えるのだと思います。
確かに読み専からしますと、良作を探すのが大変になりました。(笑)
ですが!これは悪いことなのでしょうか?
私にはそうは思えないのです!
今の状態は競技に例えれば、競技人口(投稿者)が増え、さらに低年齢の方の参加が進んだ、ということだと思います。
それが裾野が広がるという事で、裾野が広がれば発展し続けて行くでしょう。
ただそれにより所謂『稚拙な作品』が『増えた』のは事実でしょう。
ですが、サッカーでお分かりのように、ハイレベルな作品の『実数』も増えることでしょう。
『なろう』を知った故に、貴重なプライベートタイムで投稿してみようと思い立って下さった方、また、なろうからのラノベ書籍に感化され投稿を始めて下さった若い方達。
最初から高いレベルの作品を投稿される方々もいらっしゃいます。
(読み専と致しましては、大変ありがたい(笑)
とはいえ、誰もが最初から良作を投稿出来る訳ではないのではないでしょうか?
『なろう』なのです。
お試し、習作、良いではないですか?
書いてみて頂き、投稿してみて頂き、読まれて、評価されたり批評されたりしながら、勉強して、頑張って書き続けて頂ければ、もしかしたら、いずれ、私達読み専を楽しませて下さる作品を投稿して頂けるようになるかも知れませんよ?
もう少し暖かい目で見て下さいな。
ちなみに、書籍は編集者による編集やアドバイスなどが入る為、より完成度の高い作品となります。
編集者はそれで食べてるプロです。プロの手が入っている書籍がお金を取れるレベルに成ってないならお話にもならないのです。(たまに見かけますが…金返せと思います。)
それらと、なろう投稿作品を比較するのは間違いではないでしょうか?
編集者の支援もなく、お金が稼げる訳でもないのに、お一人で書いていらっしゃる投稿者の方の作品が書籍作品と同じならば、
編集者など不要ということになりますよね?