表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/9

1

 御歳1歳になられます、ルクアディーダ王国第三王女のラーシャルーラ様の冒険記にございます。


 最近やっと歩けるようになられたラーシャ様は、目を離すとすぐに何処かに行かれてしまいます。

 そう遠くにはまだまだ行けないのですが、何分体がまだ小さいので大人では気付くことのできない隙間やら物陰やらに隠れてしまわれるのです。


 そんなラーシャ様が大冒険されたある日の出来事をご紹介致しましょう。


 申し遅れました、わたくしは王妃様よりラーシャ様の護衛になるようにとつけられたグルーバーと申します。以後お見知りおきを。


―――――――――――

5日前


 今朝も、乳母が起こしに来る前には既にわたくしと遊ばれておりましたラーシャ様を乳母が抱き上げてお着替えに連れていかれました。


 わたくしも仕事の準備をすべく、いつもの場所へと向かいました。


 部屋に戻ると着替えを終えられて、乳母に朝食を食べさせてもらっているラーシャ様が居らっしゃいました。


 いつもであれば、王妃様の元に行かれて一緒に食事を摂られるのですが、昨日からご政務の関係で国王陛下共々、第一王子が婿に行かれた隣国に行かれており、明後日までお戻りになられません。

 王子王女殿下は先に朝食を済ませ、今は勉学に励んでいらっしゃる時間。


 さて今日はどの様にして、ラーシャ様と過ごそうかと考えながらラーシャ様のお食事が終わるのを扉の近くで待っておりました。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ