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大陸記~王国騒乱~  作者: 龍太
五章 血族侵攻
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7話 貴方は賢人なのだから

「王国とは別に敵対しようと思わないし、思想を共有したいとも思わないねぇ」

「そうですね。おそらくそうしたところで、侵食の陣を王国全土にめぐらせないといけない気がします」


 精神侵食で洗脳でもすれば王国に彼らの神の教えを謳うことが出来るだろうと聖騎士の二人はのんびりとした口調で会話をする。

 無論、そんなことを行おうとすれば王国と聖皇国の仲はこじれ、いよいよ大陸を統一するための戦争が始まることになるだろう。聖皇国として今はまだその口実を与える機会ではない。と聖騎士の二人は考えている。


「この国は、思想の統一がない方が楽しそうだよね。お菓子とか、本とか。娯楽は帝国の方が優雅だけど、王国は自由な気質があるよねぇ」

「同意しますよ。個人的には最近人気の『血と鏡骨』が好きです。血なまぐさい本ですけど、そこが好きですね」

「隊長なんかは聖書の第四章七節を好んでるのになぁ。いやでも、副長は過激だから半分ぐらいは危ない連中なんだよねぇ」


 困ったもんだ、と聖騎士の兄は笑い、お菓子を口の中にほおばる。背負う棺は隠さないままに。そして同時に、背後からつけている人影に殺気を放ちながら。


「……一度やりあったことがあるので判別は出来ましたけど、ちょっと厳しいですね。血族内でどの程度かがわかれば、少しは楽なんですけど」

「血族でも真ん中かそれより上か、ぐらいじゃないかな。気配を隠すのが上手いけど上手すぎるから空白が出来てるからねぇ。ただ戦闘では随分やるから三人同時は少し、本気で行くことになるね」


 二人の背後に居る血族。鏡と、骨と、継承血族。五連盟の血族としては戦闘に特化しているといえる三血族だ。罠と人形はそもそも戦闘に向いているとは言いがたく、策に嵌めるといったほうが精確だろう。

 その三血族に殺気を放ち、しかし血族は逃げずに二人の後を追う。どこかに追い詰めるような真似をしないのは、この場で戦闘が始まることが不都合なのだろう。とは言えそれは聖騎士二人にも同じことが言える。


「……外に出て、そこからの速攻ですか?」

「適当に被害の少ない場所に出てそこからの包囲殲滅じゃないかな。僕らの足止めが目的のようだしね。殺しにかかるなら、もう襲ってきててもいいし」

「確かに。けれど私たちを足止めする意味がありますかね。特務ならまだしも」

「さて。僕らが厄介だと思われてるとすれば、彼に良いように使われた可能性は否定できなくなるなぁ」


 脳裏に浮かぶのはリーゼ・アランダムの姿だ。各国に亡命の布石を打っている彼としても、布石の一つに過ぎないとしても失敗だったかと思うような綱渡りをする男。

 三血族が来たことすらも策略の内ならばリーゼをいずれ始末しようと心に決めて葬儀屋は都市の外へ歩みを進める。

 気配はやはり付かず離れず。いや、やや殺気は強まっている。


「……挨拶ぐらいはしましょうか、お三方。僕は葬儀屋、とだけ。そちらの名は……まあいいですかね?」

「ああ、構わねぇよ。どうせ埋葬も、信じる神も違う以上は無粋にしかならねーさ」


 殺気を撒き散らしながら歩く男が先頭となり、三人の男が歩み寄る。

 細い肉体に詰め込まれた筋肉。刃物すら通さないといわれる肉体は、前段階の情報通りにまともではない。

 そしてまともではないと言うならば、その男の右隣に居る男の方が余程か。


「俺はさ、本当はさ、イニーっていうのを相手したかったのさ。自分の骨を使った短剣を武器にしているらしいからさ、それはやっぱりニアセントとして当然の興味だしさ」


 手に持つのは何も知らなければ白い武器だと思うだろう。しかし、真実は当然違う。


 骨。骨のニアセント。その異名に間違いはなく、小柄な彼が掴むのは幾百の人骨から丹念に作り上げられた骨の武器。

 最後に残る男は、その二人と違い大した特徴はなかった。亡羊でどこにでも居るような顔つきであり、どこにでもある程度の殺気しか放たない。だからこそ警戒に値すると聖騎士の二人は笑顔で応じる。


「それは知らないし、僕も彼の奥の手まで知っているわけじゃないけれど、君では彼に敵わない気がするなぁ」


 言葉と同時。術式が弾ける。瞬時に作られた氷は破片からして殺意を乗せた一撃。

 次いでとばかりに、聖騎士、葬儀屋アクァルが二人に別たれた。肉人形を使った分身。片方は、物静かな鏡へと素手で駆ける。もう一人はそのまま正面へと突っ込んだ。

 そして更に呟かれるのは一つの声。


「笑い、叫び、啼いてディエレッカ」


 女の持つ黒い剣から発せられた音はまるで空間が割るかのような絶叫。その声ならぬ声に呼応し、炎が蠢く。三人の協働を分断するためだけに放たれた炎は、足止めとして割り込んだアクァルごと焼き払う。

 殺せれば儲けもの。そして殺せずとも、構わない。


「気をつけないと、どっちが狩られる側に回るのかわかりませんね」


 苦い顔をした黒剣使いのアルネはよろけ僅かばかり後ろに下がり、その背を作り出した炎の巨人に抱かれた。

 そんな隙だらけの姿を見せられて、血族は黙って笑う。


「葬儀屋は超一流だが、黒剣使いが一流程度ってのは本当みたいだな」

「偉そうな物言いだよね、本当に。足を狩ったのは俺だし、なのにいつだって自分の手柄みたく誇るよね。だから継承血族は好きじゃないんだよ、そんだから他の血族に嫌われてるって何でわからないんだ」


 小声で呟き、ニアセントは小さい背を、更に屈める。


「……人形には骨がないのかなぁ。全部筋肉ってなんか継承みたいで気持ち悪い、そう思うよ俺は。リツアルムもそうだよな、いやいや、声かけても返事ないからいいけど」


 そして、バネのような動きで大地を蹴る。その間にはすでに、継承と鏡の二人も肉人形の処理が終わっている。

 片方は当然のように、拳で破砕させ。亡羊とした男は面倒臭そうな表情になり剣で切り刻む。


「へぇ。肉人形はそれなりにやる方だけど、世に名高い血族には玩具でしかなかったかな」


 ならば本体はと周囲に視線を走らせた二人が眼にするのは中位術式『土槍』を紡ぎ、土の下から出てきたアクァルの姿。

 数は、二十。


「どうだ?」

「……肉は爆発するし、つけてると取り込まれるみたいだよ」


 影の薄い男がぽつりと呟き、炎で肉を燃やし、そして継承血族の男もまた術力を身に纏わせて肉を全て払い落とす。


「心でも読んだ、と見ていいのかなこれは?」

「ご自由に」


 答える言葉も少なく、そして分断していた炎を散らし鏡と継承の二人は二十人のアクァルへと走る。捨て置かれた棺を見ることもなく。

 そして、炎の巨人に命令を下すアルネは徐々にと押し込まれる。

 分断されたのはおそらく、聖騎士の二人。いや、それともそうなれば楽だとでも思ったのだろう。そもそも、聖騎士の中でも双子の連携は有名だ。ならば警戒するのもまた必然。

 だが。二人もまた、そこを突かれたことがないわけではない。


「私に防戦をさせるのは得策じゃありませんよ」


 片足を切り飛ばされ、移動を炎の巨人に頼っていながらもアルネは笑った。己の敗北を欠片も考えていないとでもいうように。

 そして。炎は増える。術式によって作られた巨人が風術により吹き飛ばされ、骨の武器が奇怪な動きと共にアルネへと迫り、それらを必死に避け、黒剣で防ぎながらも炎は草を燃やして燃え上がり、勢いと数を増していく。


 森の中ならば、術力をそれほど使わずとも炎の巨人を作り出す事が出来ただろうが、それでも雪国よりはマシと言うべきか。寒さはあれど乾燥している空気もまた味方している。


「ところで俺の問いにリツアルムは答えないのに継承の問いに答えるのはなんでだろうな、人徳の差なのかどうなのか不思議に思う」


 骨を扱う。それだけでありながら、どこか不気味な印象を受ける男はアルネに肉薄し、巨人の振るうアクァルの棺を受け流し、更にはアルネの黒剣と鍔競り合う。


「たかが、骨なのに」

「足がないと踏ん張りはきかないのにこれでこうだから、俺はまだまだなんだよね。でもいつかは中枢にいかないと、ニアセントの上は穴抜け多いもんなぁ」


 アルネはそこで、会話を完全に投げ捨てる。時間稼ぎのためとは言え、行おうとするほうが愚かだと。

 一人で呟き続ける男は、天才によくいる、もしくは狂人による居るような人との会話を捨て去っているものだ。


「……それならそれで、やりようはありますけどね」


 天才と一合打ち合い、舌打ちと共に巨人を使い無理やりに距離をとる。そこで更に、腕が僅かに深く裂かれ。

 吐き気を催すような音と共に腕の骨を据われる。


「切ると同時に焼くのは癖だから足はいけなかったけど腕は油断もあって少しかな。うんうん、いい骨だ。鍛えてる。骨髄も美味しいし、美人だ。でももう少しちゃんと負荷をかけない鍛え方をしないと十年以内に壊れるかな。芯から取り替える作業は大変さ」

「……変態は見慣れてるけど、いざ見るとやっぱり気持ち悪いものです」


 嫌悪感と吐き気を表情に浮かべながらも決して油断もなく、意識を逸らすこともない。

 いかに直視したくもない男であろうとも、意識を逸らせばいつ首を狩られるかわからない程の実力者なのだから。


「特務の実力者二人を相手にするよりは楽、ですけど貴方のほうが苦手です」

「ちょっと舐めてみると癖になる味だ。神具の持ち主はそういえば初めてだからそのせいなのかもしれない。もう一回ぐらい、いい。うん、そうだ。多分」

「……聞いていないし、言葉は気持ち悪い」


 それでいながら実力がある。いまもアルネは押されるがままだ。逆に言えば、ひきつけているという見方にもなる。

 その間に兄が二人を始末してくれるだろうという消極的な戦闘の姿勢だ。だが、信頼は確固として存在する。兄が負ければそこで自身の死が決定するのだから。


「信頼はありがたいけど、この状況は厳しいな」


 二対二十。数の暴力と、触れれば爆発させるという捨て身の戦法を扱いながら、継承血族の被害は現時点でゼロ。鏡は首尾よく片腕を吹き飛ばすことはできたもののしかし戦況じたいはややアクァルの不利という形に落ち着いている。

 理由は単純。継承血族に術式が通じないの一言に尽きる。いやそれだけならば聖騎士の二人、対処方法を思考していた。神具が通用しないという最悪こそ避けられたものの、予想以上に手ごわいのが苦戦の理由となっている。

 甘く見ていたつもりはなくとも、それが甘さだったというわけだ。


「継承血族では、序列があるというけれど、聞いても?」

「三百人中の六番目。まあ、最強には程遠い程度だよ。決して弱くはねーんだがなぁ」

「それは朗報だ。これで二桁だったら自分の実力に自信を無くすところだった」


 妹とは対象的にアクァルと継承血族の会話はなごやかに、そして苛烈な戦闘を背景に進む。

 肉人形が肉人形を持ち、その肉が喋りかけながら自爆する。更に、土術が巻き上がり継承血族と鏡を喰らおうと動き、その術式構成が拳によって破壊された。


 術式が破壊された隙を突こうと鏡の男が術式を紡ぐが、それにより倒されるのはやはり人形。どこかに潜んだアクァルをまず見つけることから行わなければならないのが葬儀屋の嫌らしいところだ。

 本気で殺しにかかる暗殺者ほど厄介なものは居ないと知らしめるような動きとも言える。

 ならばと骨へと援護を行おうとすれば、肉人形がまるで当然のように湧き出る。

 通常ならばこれで終りの見えない戦いに心が折れる。だが、それは血筋ごと二十座が十座に数えられる血族。笑いながら肉人形たちを破壊していく。


「どうすれば殺せるのやら」

「それはこっちの台詞だろ。どうすればアンタらを殺せるんだろうなぁ。まあ、俺は考えるの苦手だからいい」

「不安になる言葉だけど、本当こっちも打つ手が少ないなぁ。君を殺す方策が少ないのが問題だよね」


 神具の力で作られる肉人形。それはやはり、当然のように無尽蔵に作られるわけではない。百や二百程度ならば鼻歌交じりに作れるとは言え。

 この先、殺すまでに必要な数はそれを上回るのが見て取れる。


「へぇ。俺を殺す方法があるのか。そりゃ聞きたいもんだ」

「代償に妹が死ぬから選べないんだけどね。これも君の強さが悪いと思うんだけれど、いっそ自殺とかお勧めしたいな」

「そりゃこっちの台詞でもあったりする。ほら、俺らがこうして戦ってるのは雇われたからだしな」


 聖騎士二人が居るから五連盟の血族を雇ったのか。それとも雇っていた戦力を聖騎士に当てているのか。

 言葉面からすればおそらくは前者なのだろう。といったところでそれが真実かどうかはわからないし、それを知る理由もない。


「はは。じゃあいっそ、ここに居る五人で第三勢力をやってみるかい? ほら、聖皇国は人族なら無条件で受け入れるから」

「心惹かれるお誘いだけど、こっちはあの道化さんの言葉が魅力的だからやめておくわ」

「へぇ。どんな誘い文句だったんだい?」

「永遠の命。どんだけ真実なのかはわからねーけど、それだけで面白そうじゃね?」


 それより先を聞こうと口を開こうとして、その先は鏡の血族により阻止される。いや、それ以前から攻撃はしていたのだろう。ただ二人の会話を遮断させる程ではなかったとしても。

 鏡が剣を振るう。今のところ、血族術式を使う片鱗はない。鏡のリツアルム。

 その基本性能は、相手の動きや思考を読み取ることだ。更に奥の何かがあるとしてもそれは出回っている情報からでは繋がることはないだろう。


「さて。このまま、鏡を殺して骨を殺して継承を潰すのがこちらの最善手だ」

「まっ、だろうな。それしかアンタらの勝ち筋はなさそうだ。逃げに徹されるとまた別になりそうだけどな」


 そうするのならば、そもそも最初の時点でそうしていた。ならば、その勝ち筋を読まれていても押し通す何かがある。

 そしてその何かは。


「アンタの神具は、あっちの黒剣使いと同じで強くする段階があるって事だろうな。あっちの炎を操るのはよく聞くけど、そっちは全然聞かないのが不自然なぐらいだ」


 見た者は確実に殺すからこそ、知るものがいない。情報を秘匿するならば目撃者を全て消すのが安全だ。

 頭の中から情報を抜き取る術式とて皆無ではないのだから。


「わかるよね。そりゃそうか。本当は使いたくないんだけど、今のところ一段階だって見せたくないしね。でも、君ら相手ならやるしかないよね」


 さて。と一息ついたところで。

 数多くいた肉人形が全て、溶けた。

 剣を振るった鏡は訝しげに一歩引いて、楽しそうな顔をした継承血族は、居なくなったことを幸いと黒剣使いへと駆ける。


 骨の血族は攻めあぐねるというよりはやや楽しんでいるような状況。炎の巨人は駆ける継承血族へと腕を伸ばすが、それはあえなく腕の一撃によって霧散していく。


『神よ、ああ、神よ。貴方の僕は、無数も要らない』


 言葉が、先ほどから炎の巨人が盾とした棺から聴こえた。一瞬の判断。

 幾つもの戦場を渡り歩いた経験と、継承血族に刻まれた血が発した警告。彼が全力で下がったのはその直感に従ったためだ。


 だから。


 棺が開くと同時。

 骨の姿は消えうせ。鏡は半身を失った。


『神よ、ああ、神よ。貴方は私に試練を与えるために存在しているのでしょう。それがどれほど生物には叶えられぬとしても』


 棺から出てきたのは、人ではない。いや、そもそもそれは生物なのか。

 謳う言葉は人のものでありながら、その姿は醜悪極まりない。

 腐った屍が獣の形状をしているとでも言うべきか。それとも見るだけで精神を侵食するような、人類のなりそこないとでも言うべきか。

 いや。形状は問題ではない。いかにおぞましかろうが、それだけで心を砕かれることなどないのだから。


「……本体に神具をつけて、身体強化を重ね掛けるってところかね。それにしちゃ、二人が一気に持ってかれたのが不可解だぜ」


 取った距離は、七足分。不可解な速度を考慮に入れて、更に自身が反応できるであろう場所まで確実な距離をとっている。

 いっそ臆病とも取れる距離だが、初見の怪物に対して警戒しすぎるに越したことはない。


『神よ、ああ、神よ。貴方の民は祈るでしょう。尊き嘆きを振り払うために』


 答える言葉はない。口から紡がれる言葉は一貫して聖皇国の聖書が一節だ。会話が出来ないほどに思考能力が落ちているのか。

 それとも、この異形ですら変異の一部分だとでも言うのか。


「まっ、それはそれで、作戦は遂行だな。んじゃお前、頑張れよ」

「……半身がない奴によく言えるよね」


 炎の巨人は変わらず動き続けている。しかし継承血族に対しては無駄だという判断を下したのだろう。半身を失い、死んでいると断言できる鏡の血族に向かって動いていた。

 現に会話をしているということは、その身が半分だろうと生きているということだ。


「まあいいけど。こっちも仕事で、金は家に入ったし。それじゃあ、予想外だけど。どうぞ鏡の国へ」


 死にかけとは思えないほどにしっかりとした言葉が二人の耳に通り。

 いつの間にか握られていた骨が蠢く。それが何者の使っていた骨なのかは言うまでもなく。


『兄さん!』

『試練とは打ち勝つものではない。受けた時にはすでに、認められているのだから』


 膨れ上がった骨が二人を覆い。内部に鏡の血族術式が満ち。

 二人は閉じ込められる。


「お、上手くいったか。んじゃ俺は行くわ。お前は、まあ首尾よくいきゃその時は宜しくな」


 言って、外部からでは内部の様子が全く見通せない骨の塊へと語りかけ継承血族は走る。すでに絶命した鏡の血族の死体を置いて。

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