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亡霊9

「・・・何度見てもこの部屋は凄い」


そういいながら、ハッシュは壁に掛っていたMP7を取り外し、

MP7専用の弾薬をマガジンにこめていく



「まったくだ。どこでこんなものを手に入れているのか・・・」

レイラはドイツ軍37mm対戦車砲を眺めながら、M14にスコープを取り付けていた。

スコープを覗き、その後マガジンに弾をこめていく


「さてとそれじゃ試射しにいくか」

レイラはマガジンを外したままのM14を担ぐと

難聴を防ぐイヤーマフラーを手に取り透明のシューティンググラスをかけた。


「レイラ、これ忘れてる」


レイラが振り向くとMP7を持ってハッシュが走ってきた。

手には、ホルスターに入っているいつもレイラが身につけている愛銃、

コルトガバメントが握られていた。

グリップは木製、トリガーやハンマーなども変えられており、

バレルにはサプレッサーを取り付けられるようにしてあり、接近戦で銃口押しつけても

撃てるようにストライクフロントが使用されている。


「おーそういや・・・お前を忘れてた」

レイラはM14を降ろすと、ホルスターからガバメントを取り出し、

セーフティを外しマガジンを抜いた後、スライドを引いた。

そして薬室に残っていた弾を排莢口から取り出した。


「レイラはいつもそれ使ってるよね、やっぱりパワーが違うから?」

ハッシュは自分の腰に視線を落とし、ホルスターにしまってあるワルサーP99を見ながら言った。


「・・・一度手に慣れてしまった銃はなかなか手放せないんだよ」

ニっとレイラが笑うと同時にカチンとガバメントのスライドが戻った。





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