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亡霊8

「それでは、そろそろ参りましょうか。」

洗ったコーヒーカップを拭きながら、マーレンは言う。


「あぁ、そうするか」

「賛成」

ハッシュとレイラは返事をすると箒とちりとりで集めた割れたガラスをビニール袋に入れた。


三人はコーヒーカップを食器棚にしまい、ガラスをゴミ箱に捨てた後、

店の看板をOPENからCLOSEにし、店の奥にあるコーヒー豆の倉庫に向かった。

そこには大量にコーヒー豆の麻袋が積まれおり、コーヒーの香りが倉庫全体を包んでいた。


「さて、どけるぞ、ハッシュ」

「うん、寝てた分働かなきゃ申し訳ない」


レイラとハッシュが倉庫の隅に置いてあるコーヒー豆の麻袋をどけると地下へ降りるための扉があり、

その扉の鍵をマーレンが開けると、そこには足元だけを緑色の電灯が照らしている薄暗い階段が下へ続いていた。


「足元気をつけてくださいな」


3人が階段を降りていくと、とても頑丈そうな鋼鉄製の扉が姿を現した。

レイラが鋼鉄製の扉を押し開ける。


するとそこには、世界中の銃器や装備が大量に置かれていた。

第二次世界大戦で使われたものから、最新の銃器、グレネード、対戦車砲

別の部屋には射撃場まであった。


「さぁ二人とも、気に入った銃があれば、持っていってくださいね

休憩したくなったら上に戻ってきなさいな。おいしいマフィンを焼いて待ってますよ」


ニッコリ笑ってそういうとマーレンは階段をゆっくりあがっていった。


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