感謝の意味を取り違えたゼレンスキーとウクライナ国民
ゼレンスキーが、何度も
ありがとう
を繰り返すが、トランプは
正しくない
と言って終わる。
ーー
私が言えるのは、彼はオバマやブッシュとの取り決めなら破っていたかもしれないということだ。バイデンとの合意でも破っていたかもしれない。破らなかったかもしれない。どうなったかはわからない。だが、私との間では破らなかった。彼は取り決めをしたがっている。できるかはわからない。問題は、私があなたを強くしたということだ。アメリカがいなければあなたは強くなれないと思う。ウクライナの人々はとても勇敢だ」
ゼレンスキー大統領
「ありがとう」
ーー
ここで
ありがとう
と言ってしまうと、それはバイデンに対して言っているということが
まだわかっていない。
ーー
トランプ大統領
「しかし、あなたが取り引きに応じなければ、われわれは手を引く。われわれが手を引いたら、あなたたちで決着をつけることになる。気持ちのいいことではないと思うが、あなたたちで決着をつけることになる。手札がないから。もしわれわれが取り引きに署名すれば、あなたはずいぶんいい立場になる。しかし、あなたは全く感謝しているような態度ではなく、いいことではない。正直言って、いいことではない。さあ、もう十分ではないか。すばらしいテレビの撮れ高になるだろう」
ーー
いわば
ウクライナ
の出来事は、バイデンのアメリカとロシアの代理戦争であった。
今ウクライナの兵士が、いくらトランプに
ありがとう
と言っても、トランプは武器どころか情報の援助すらしない。
無駄に殺し合いが続くだけだからだ。
ウクライナは、ウクライナの希望する本来の
EUとロシア
の戦いが続くが、長くは持つまい。
これについて、日本だと
だから武力が必要だ
という意見が常であったが、これをみると
非暴力不服従
であるべきだと、強く主張するものである。