ゼレンスキーとは、どういう大統領であったのか
民主党時代のメディアの報道を長く見続けていた日本人としては
以下のバンス副大統領の発言は意外であったかもしれない。
それ以上に
ゼレンスキーという大統領
まさにプーチンやトランプの見立てのとおりであったことを
自ら証明してしまったのが、以下のやりとりである。
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バンス副大統領
「あなたの国の破壊を終わらせるような外交の話をしている。(ゼレンスキー)大統領、おことばだが、大統領執務室に来て、アメリカメディアの前でそれを訴えるのは失礼だと思う。現在あなたたちは兵力の問題を抱えているせいで、次々と前線への徴兵を強いている。(トランプ)大統領がこの紛争を終わらせようとしていることに礼のひと言でもあってしかるべきだ」
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ウクライナの徴兵の問題を、日本のメディアで扱っていた量というのは
極めて少なく、言論統制化にあったこと自覚させられた副大統領の発言であった。
まだ微々たることであるのは、以下のゼレンスキーの発言に驚かされてしまった。
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ゼレンスキー大統領
「ウクライナに来たことはあるのか。どんな問題があるというのか」
バンス副大統領
「行ったことはある。実際はニュースを見て何が起きているか知っている。あなたは人々をプロパガンダツアーに連れて行く。人々を軍に入れるのに苦労しているという点には同意しないのか。そして、アメリカ合衆国の大統領執務室まで来て、あなたの国の破壊を阻止しようとしている政権を攻撃するのが、礼儀正しいことだと思うのか」
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ここでひいて見直すと
現状を把握しているのはアメリカ
衛星の保有数からしてアメリカの情報なしでウクライナが戦ってきたわけではない。
それを否定したゼレンスキーの発言というのは、どんどん
現実と乖離
していく
ーー
ゼレンスキー大統領
「質問が多い。1から始めよう。まず、戦時中なら誰しも問題を抱える。あなたたち(アメリカ)でさえそうだ。いい海(大西洋)があって今は実感がないだろうが、やがて感じることになるだろう」
トランプ大統領
「それはわからないだろう。われわれがこの先何を感じるかなど言わなくていい。問題を解決しようとしている。あなたはそれを押しつける立場にはない。覚えておいてほしい。この先何を感じるかを押しつけるような立場にはない。われわれはいい気分、強い気持ちになるだろう」
ゼレンスキー大統領
「影響を感じることになると言っているんだ」
トランプ大統領
「今あなたはあまりいい立場にない。あなたはみずからかなり悪い立場に陥り、彼(バンス副大統領)が正しいようだ」
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子供、夫婦の喧嘩のようになっているのは
ゼレンスキーが現状を認めない
だけではなく
西側を代表して戦っている
と思っているゼレンスキーに対してアメリカは
頼んでいない
それだけのことだ。
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ゼレンスキー大統領
「戦争の当初から…」
トランプ大統領
「いい立場にはない。カードを持っていない。われわれがいて初めて手札を手にできる」
ゼレンスキー大統領
「トランプゲームをしているわけではない」
トランプ大統領
「している」
ゼレンスキー大統領
「私は真剣だ。(トランプ)大統領、私は至って真剣だ。戦時下の大統領として」
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このようなゼレンスキーを作り上げてしまったものは何か。
やはり過去4年のアメリカ政権及び今のヨーロッパ政権のほとんどに見られる
ウクライナに代わりにロシアに引き金を引かせる
ロシアとNATOの代理戦争
道具としてウクライナ国民を命の危険にさらし
役者としてゼレンスキーを利用してきたからに他ならない。