ポーランドを引き合いに出した記者
ポーランドを引き合いに出した記者の質問がきっかけ
それまでの対談を一変させたのは
ポーランドを引き合いに出した記者
との以下のやりとりである。
ーー
記者
「ポーランドは第2次世界大戦後、何十年もロシアの支配を受けた。子どものころアメリカは世界で最も強く豊かな国で、すばらしい音楽や映画、スーパーカーがあるというだけでなく、世界のための力として見ていた。今ポーランドの友人たちと話すと、あなたがプーチン氏に肩入れしすぎていると心配している。友人たちにメッセージを」
トランプ大統領
「どちらにも寄らなければ、取り引きは成立しない。私がプーチン氏についてひどいことを言っておいて『やあウラジーミル、われわれの取り引きはうまくいっているか』と言うのを望んでいるようだが。それではうまくいかない。
プーチン氏に肩入れしてはいない。誰にも肩入れしていない。アメリカに肩入れしているのだ。世界のためになるように、世界に肩入れしている。
このこと(戦争)を終わらせたい。彼(ゼレンスキー大統領)がプーチン氏に抱く憎悪がわかるだろう。私がこうした憎悪を抱えて取り引きをするのは大変なことだ。彼の憎悪はとてつもない。理解はするが、相手方も彼のことが気に入らない。つまりこれは誰かに肩入れするという問題ではない。世界に肩入れし、このことを片づけたい。ヨーロッパにも肩入れしている。これを終わらせられないかと思う。
厳しくなってほしいのか?あなたがこれまで見たことのないような厳しい人間になることだってできる。しかし、それでは交渉を成立させられない。そういうものだ」
ーー
トランプは、ゼレンスキーがプーチンに抱く憎悪を理解した上で
何をすべきか
を説いている。
お互いに譲歩
第二次大戦以降、最大の死傷者を出している現状を
はやく終わらせたい
ポーランドについては、わからなければ
カティンの森
という映画を借りてみるのも良い。
ただし、それは
ソ連
の話であって、ロシアではない。
同様にウクライナには
ソ連時代
から、ナチスドイツ、ソ連との間を行ったりきたりしているので
そこまでトランプは含めて発言していると言って良い。
これでわからない人は
夫婦喧嘩
と比べてみると良い。
しかし、その後の副大統領の発言が
ゼレンスキー
を暴走させてしまった。