狂った姉
ちょっと怖くなります
「え?大北がそう言ったのですか?」
「はい」
「それは、そいつの嘘ですよ、騙されないでください、きっと俺に怪我させた事の責任から逃れるための一つの手段ですよ。」と少し戸惑ったように先生に訴えた。
だが先生から返ってきた言葉は、とても普通の先生が言うような言葉では、無かった。「松田君自分が全て悪かった、って事にしてくれない?そうすればこの問題も早く解決できると思うの。それに、松田君だって早く解決したいでしょ?」
「自分が殺人をした、だから今回の問題は、全て俺の責任にある事にしてくれってことか?・・・」(マジでこいつ何言ってるんだ?)
「そういう事!!理解が早くて助かるよ〜」とニコニコしながらこちらに向かって言ってきた。
「あんたそれマジで言ってる」少しキレ気味に言ってしまった。
「うん!マジです〜!それに入学初日から私の妹が問題を起こしたってなると、私も立場上危ないじゃん?だ〜か〜ら〜妹の一番近くにいた君を悪者にしようと思ったの」
「そんなお前らの都合で俺の高校3年間潰されてたまるか、それに妹ってもしかして、大北の事だよな」
「そうだよ〜!私の自己紹介のときは、偽名を使ってね」
(確かに少し似てるもんな)
「あともう一つ、俺が昔人を殺したというのは、お前が作った嘘かそれとも妹かどちだ」
「君が昔人を殺したという話は、妹から嘘か本当かは、実際のところわからないけど、少なくとも妹は、そんな嘘をつかないだから私は、誰が何と言おうと妹を信じる。」先生の目は、何か決めたような目をしていた
「大北姉妹・・・・!!」松田のめからは、何か心に決めたような目をしていた・・
逃げて