設定紹介⑧ アイテム~余章~
■指輪
■具現の指輪
【黒翼】
神鋼翼の表面を、『黒の中の黒』と同じように光を完全に反射させないようにしたもの。
その効果が出ている翼は完全な黒色で、作中では『黒翼』と表現している。
『黒の中の黒』と同じように空間に黒い穴が開いているような感じで遠近感がつかみにくく、実際に身体に当たるまで自分に接近していることに気がつけない。
【擬態】
自分の顔を魔法物質で覆い、光の透過をコントロールすることで別の人物の顔に見えるように擬態することが可能。
また、自分の周りを魔法物質で覆い、木像など別の材質に見せることも可能。
使用には『マルチナ』の補佐が必要。
■リタの指環
リタの魂の封じられた指環。
■その他
■名も無き勇者の遺産
名も無き勇者が後の勇者と転生者のために用意した物で、魔王に強力に対抗する力があると伝えられている。
その存在はウィーラーやアリエル枢機卿など、ごく一部の者しか知らない。
■マルチナ
【並列思考体】
マルチナの分身であり、本体と独立して別行動ができる。仮の身体もそれぞれ別々に操作することが可能。
最大5つ分離することができ、本体も含めそれぞれ大体『会話・情報制御・光学迷彩演算』『戦略・戦術立案』『攻撃』『防御』『飛行・移動制御』『洞察・研究』の6つに分かれて活動している。
■オルゴール
こよりが所持、愛用しているオルゴール。使用者が魔力を込めることによって鳴らすことが出来る。それ以外はなんの変哲もないアイテム。
もともとは、名も無き勇者が自分の助けた女の子に買い与えたものだが、最終的に転生召還されたこよりの手に渡った。
その縁を辿って、シュウは過去にあった悲惨な出来事の真相へと導かれる。
■ガルベルスの魔宝石盾
かつてバルカナの勇者が悪魔を討ち滅ぼしたときに、勇者に対抗して悪魔が持ちだしてきた盾。
結果、バルカナの勇者の宝石剣とガルベルスの魔宝石盾は両方とも粉々に砕けるが、それでも勇者はからくも勝利する。
その盾の破片は剣の破片と混ざったまま現世まで残り、シュウの手によって剣と盾二種類の破片に分別され、盾の方の破片をこよりがもとの盾に復元した。
■義手
具現の指輪の原理で手の形に魔法物質を生成するアイテム。左手を使えなくなったシュウの為にこよりが作成した。
普段はシュウの左手としての機能を果たしているが、彼の操作により自在に変形が可能である。義手を装備してからの神鋼翼は、すべて義手から魔法物質を派生させることによって実現している。
何体かの試作品を経た最終バージョンでは、完全に左手としての機能を果たすばかりか、反射的な学習能力が高くむしろ利き手の右より遙かに器用に使えるまでになっている。
指輪などのマジックアイテムは手に装備していないと使えないため、その代わりになる円盤状のマジックアイテムを義手のスロットに差し込む事によって代わりとしている。
円盤は最大10枚差し込む事ができるが、そのなかで実際に使用できるのは5枚だけで、使えない5枚のほうは使える5枚のどれかと一時的に交換することによって使えるようになる。交換は義手の中で自動で行える。
【ワイヤー】
義手からヨーヨーのようなワイヤー武器を発生させて使用する事ができる。
ヨーヨーの円盤部分や糸は神鋼並みの強度を誇り、円盤部分が当たればそれなりのダメージが入るが、それほど高い攻撃力があるわけではない。
糸のほうは神鋼なみの強度を誇り、やり方によっては魔王や幹部レベルの敵の動きを一時的に封じたり、神鋼製の武具を切断したりすることが可能。
■シロの中のシロ(完成版)
王都で魔王と戦った時に使用した『シロの中のシロ』を改良したもの。
義手に円盤の形で実装されている。
■遠距離魔導砲
シュウが対魔王の切り札として用意したもの。
地下で2つの龍脈が交わっているポイントから魔力を得て、何十キロも離れた魔王に遠距離から魔法による攻撃を行い魔王を焼滅させる。
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