設定紹介⑦ 登場人物~余章~
■転生者
■梶尾洋
シュウと同じ転生者の1人。
勇者壮五や龍介パーティーが転生者クラスから離れた後の実質リーダー。
シュウパーティーの御前試合予選での対戦相手だった木元安則、牧宗佑、竹沢さなえとパーティーを組んで、魔王軍幹部の機嫌を取るために王国を奔走している。
■レン
【戦闘モード/お姉ちゃんモード】
『戦闘時』と『シュウたちと接しているとき』とでのレンの状態の違い。
技でもスキルでもなく、単にレンの気構えの問題である。
ただし、ステータスはお姉ちゃんモードの時のほうが高い。
■ちびリタ
マルチナ曰く『実験的に構築した疑似別人格の並列思考体が操作する、リタに模したスイカ大の3頭身ゆるキャラ』
リタの思考をマルチナがエミュレートして動作させている(マルチナ談)
■魔王軍
■魔王ヴェール
【魔王の習性】
魔王には生物や魔物の感情の起伏があったときに魂から発せられるオーラを喰う習性があり、その味で相手の感情を推し量ることが可能である。
それがなくても元々動体視力が高く相手の攻撃や防御を簡単に見切れるが、その味覚により、まるで予知能力のように相手の攻撃のタイミングや方法などを把握することが可能。
魔王が戦闘中でも雄弁なのは、自分の発した言葉で相手の感情を読み、戦闘を有利に運ぼうとしている一面もある。(余裕があるとか、ちょっとしたつまみ食い感覚とかそういう一面もあるが)。
味にえり好みはなく、人間の正の感情から発せられるオーラも、負の感情から発せられるオーラも好みである(正の感情のオーラをごちそう、負の感情のオーラを珍味としている)。
また魔王軍幹部にも若干ながらオーラを収集、記録する能力があり、それらを間食的に味わう。
ちなみに、シュウに寄生しているマルチナには魂がないので発せられるオーラもなく、目測のみで攻撃を見切らなければならないため、その攻撃を魔王は避けにくくある。
■バルドクルツ
【戦闘能力】
彼の特技は神業とも言える剣技であり、それは『バルカナの勇者の宝石剣』によってほぼ無敵の強さに昇華されている。
切れないモノはほぼなく、シュウの使う『神鋼翼に反発力を与え、切れ味に関係なく剣撃を弾く』技ですら通じない。
ちなみに魔王すら粉々に切り刻んで消滅死させることが可能。技もなく人間が単純に宝石剣を使ってもそこまでの威力にはならない。
逆を言えばバルドクルツが宝石剣ではない普通の神鋼製の剣を使っている場合、戦闘力は(防御力がない分)バルドゼクスよりやや低いくらいになる。
■バルドヴェール
魔王軍幹部の1人。
一見、人間とほとんど区別の付かない容貌をしている姿を見せているが、別の姿の目撃情報もある、不気味な気配を持つ正体不明の謎の魔物。
■その他
■名も無き勇者
【勇者版『真理の魔掌』&『偽りの御手』】
魔王との幼少時での対戦を経て、彼は魔王の使っていた『真理の魔掌』と『偽りの御手』を独自に解析。その限定バージョンを自分で使えるようにしている。
『偽りの御手』は本来発動に大量の魔力を必要とするが、彼はそれを『少量でも魔力を注いだ量に比例して発動時間が変化する』ように組み替えた。
そのため完全防御とはいかない上に、一日の使用回数が制限されることとなっている。
『真理の魔掌』は本来、大部分の魔力を自然から得ると共に本人からの魔力で魔法の種類と属性を設定する仕様になっていたが、魔法陣の一部をその場で自身の魔力にて書き換えて魔法を設定するように変更。
使用できる魔法の種類などは限定的だが、無詠唱による強力な魔法の発動を人の手によって行うことに成功している。
■セラーク
辺境都市に本拠をもつ豪商。
講和成立後、魔物に抵抗している組織に援助を行っている。
レンですらその姿を実際に見たことがない謎の人物。
■カナック
セラーク氏から援助を受けている反抗組織のサブリーダー。
セリアの知り合いでもある。
セラーク氏の誘拐に際し、セリアの要請で対応に乗り出す。
■アルバート
カナックの所属する反抗組織のリーダー。
セラーク氏の誘拐が、単なる身代金目的ではないことをしめす重要な情報をもっている。
その正体は……。
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