設定紹介⑥ その他~本章~
■大まかな状況
■古城と前線の砦
御前試合が終了し、レンの店が開店してから三ヶ月後のこと。
王国機関「リテラル」から遺物鑑定の仕事が入る。
内容は、最近発掘された城跡の遺跡で見つかった武具を鑑定して欲しいとのこと。
こよりに作ってもらった武器を持って冒険をしたい悠里の強い希望で、パーティー全員で直接城へ赴いて鑑定することになった。
ちょっとした旅行気分だったが、道中商団が魔物たちに襲撃されているところに出くわすなど、どうも前線はきな臭い様子で……。
■場所・地名
■古城
アリュース砦付近にある、古代文明の遺跡の一つ。
御前試合が終わった辺りで発見され、以後、王国機関によって発掘調査が進められていた。
発見当時から魔王軍に属さない自然発生した魔物たちに占拠されており駆除がおこなわれているが、シュウたちが到着した時点でも完全な駆除ができないでいる。
貴重な数々のアイテムが眠っている。『バルカナの勇者の宝石剣』の残骸が発掘されたのもこの場所で、本城の入り口にはその伝説をモチーフにした壁画が壁を埋め尽くしている。
それ以外にも、なにか古代文明にまつわる秘密がありそうだが……。
■古城近くの村
古城から半日くらい移動したところにある村。
最前線にもっとも近い村でもあり、中継地としてそれなりに栄えている。
古城での仕事の際にこの村に立ち寄った。
近くに温泉の湧く泉もあり、村を通る人々を癒やしている。
■アリュース砦
魔王軍最大の拠点に一番近い、最前線の砦。
砦の背後が崖なため、ベルナーム砦付近を経由して背後に回るか、正面から勝負を仕掛けなければ砦を落とせないため、難攻不落といわれている。
■ベレビア砦
前線近くの砦の中では魔王軍の拠点から一番遠い砦。
王都で失態を繰り返した勇者壮五は、左遷扱いでこの砦に転勤となり、取り巻きも彼のあとを追ってこの砦に集まる。
■ベルナーム砦
アリュース砦とベレビア砦の中間に位置する砦。
アリュース砦の守りが分厚いため、通常この付近が魔王軍と王国軍の交戦ポイントとなる。
ベレビア砦でくすぶっていた勇者壮五たち一行は、魔王軍の侵攻によりこの砦へと転勤となり、迫る魔王軍と交戦することになる。
■ガナクス砦
前線から引いた位置にある、アリュース砦に次いで規模の大きい砦。
防衛の要と言われ、前線の砦が落とされた場合ここが最重要拠点となる。
■辺境都市『アルカナール』
王都から西へ馬車で2週間くらい行ったところにある都市。
厳密には王国の一部だが、豪商たちによる自治がおこなわれており、王国政府も彼らの意向を無視できない。
■その他
■エヴァンスの扉
魔物の故郷と言われている魔界と人間界を繋ぐ唯一の扉。
魔王を始めとする魔物の祖は、この扉から人間界へ侵入したと言われている。
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