転入生
ルナちゃん視点です
ぼんやりと窓の外を眺める。
昨日はあんな事があったせいで一睡も出来なかった。
眠くて眠くて仕方がない。
「今日は転入生がいます〜。入って〜」
こんな時期に転入生だなんて珍しい。普通は小さい頃からここにいるのに。
そんな事を考えながら雲を見つめる。あ、あの雲アイスみたい。美味しそう…
「初めまして!ラピス・スピネです!よろしくお願いします!」
「え」
思わず間抜けだ声が出てしまったのは許してほしい。
待って…今なんて言った?
ラ、ラピスちゃんだ。聞き間違えじゃない。ラピスちゃんだ。もう一度言おう。ラピスちゃんだ。
昨日は見れなかったフードの下。綺麗な白銀の髪に宝石みたいな空色の瞳。雪のような真っ白な肌に薄く色づく桃色。そして猫み…猫耳?!
「あ、ルナ!」
ラピスちゃんはこちらに気づいたらしく嬉しそうに手を振る。
クラスのみんなが一斉にこっちを向く。…恥ずかしい。
私は苦笑いを浮かべながら小さく手を振り返してあげた。
「あら二人は知り合い?じゃあ席はあそこにしましょうか、」
ニコニコと柔らかい笑顔を浮かべながら私の隣の席を指差す。
ラピスちゃんはジャンプして私の隣の席に降りる。
…ん?
今ジャンプしてここまで来たよね。ここ一番後ろの席なんですけど…15m位飛んだよね?
みんなぽかーんと口を開けている。
そりゃそうだ。
普通の人はあんなに飛ばない。いや、飛べない。箒でもない限り飛べない。
まぁ、ある意味人間じゃないもんな。猫耳生えてるもんな…
「皆よろしくね!」
満面の笑顔でクラスの皆に言うラピスちゃん。
皆はぎこちない笑顔を浮かべ歯切れの悪い返事を返した。
ラピスちゃん元気だね!その元気欲しいな!
トラゲールより全然文字数が多い…トラゲール頑張らないと。
あ、基本クラスの子の名前は出てきません。だってルナちゃん友達いないから。←コミュ障らしい
ではまた次回!!




