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友情

ルナ視点です

考えるよりも先に身体が動いていた。


「『スネークバイト』!」


杖の先から縄が飛び出し、校長を縛り上げる。


「ぐっ…ふふっ、ルナ・ダンガン君。痛いじゃないか。」

「っるさい!ラピスをこれ以上傷つけないで!」


縛られたというのに余裕をかます校長…

こんなのじゃダメか…でも私が覚えてる呪文じゃ敵わない…


「ラピス!今だよ!やっちゃえ!」

「無駄だよ。彼女は今、私の手のひらで踊っているんだから。君も素敵な舞台へ招待してあげようか?」


半笑いで縄を引き裂き、立ち上がる校長…くそっ、どうしよう…どうすれば…

どうすればコイツを倒せる?

ラピス…お願い。戻ってきて…いつものラピスに戻って!


「ラピス!コイツなんかに、コイツなんかにやられたダメだよ!!戻って!戻って来て!ラピス!!」


力の限り叫ぶ。その間にも呪文が飛んでくる。

物陰に隠れながらラピスに呼びかける。


「しつこい奴め…トリープ。やれ。」

「…はイ。ご主人様…」


スッとこっちを向くラピス。さっきまで白衣の男に向けられていた目がこちらに向けられる。


「いや…イヤ…ラピス…!」


制止の声も虚しくラピスは私に牙を剥く。


「ッ…!」


慌てて横っ跳びに避けたが肩にラピスの爪が掠る。

じんわりとアカがしみる。


「ルナ…ご、メン…ゴメン…」


上を向くと目を見開いてカタカタと震えているラピスがいた。


「ゴメ、ゴメンナサイ…ゴメンなさい…ごめんなさい…!」


壊れた機械のように繰り返すラピス。ずらずらと後ずさるラピスのことを抱きしめる。


「ルナ…」

「大丈夫。大丈夫だよ。私は平気。戻っておいでラピス。」


優しく優しく抱きしめる。

だんだんとラピスの爪、瞳、牙が戻っていく。


「ふん、友情か…くだらない。フィナーレといこうか。」


ツカツカと歩いて杖を構える校長。


「そうはさせない!」


さぁ、反撃開始だ。

おはようございます。

あー、終わりますね。もうすぐ終わりますね。

終わる終わる言っといて終わりませんね。

すいません。

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