26/30
戦争兵器
「はぁ…はぁ…ゴフッ…」
獣のように牙を剥き、敵を睨みつけるラピス。
激しい動きを続けていたからだろうか。口からは血反吐が吐き出される。
…それでもラピスはまだ攻撃をやめない。
「やめて!もうやめてラピス!それ以上戦ったら死んじゃうよ!」
私の声は届かない。
ラピスは攻撃をやめず、白衣の男を引き裂く。
ぐちゃりと嫌な音が聞こえる。
吐き気が催す。
「ははっ、そうだ!これこそ私が望んだ戦争兵器だ!!」
辛そうなラピスに対して校長は余裕そうだ。
…なんで。
なんでラピスは校長に手を出さない?
白衣の男はもう原型がないくらいにぐちゃぐちゃなのに…!
「痛イ、ノハ…嫌…ゴメンナサイ…チャント言うコト聞クカラ…」
濁った虚ろな目はもう何もうつさない。
…もちろん私のことも。
「…助けテ、ルナ…」
小さな掠れ声が私の耳に届いた。
なんかネタが切れたら終わり方おかしくなった(いつもだよ)




