シアワセ
ラピス視点だよ
「…校長」
逆光で表情は見えないが声と気配でわかる。だって恩師だもん。拾って育ててもらった恩師…
助けに来てくれたのかな…?
「おお、あなた様がお出向きになるなんて…珍しいですね我が主人。」
「…は?」
今こいつなんて言った?校長があいつの主人?じゃあルナをさらうように命令したのは…校長?
「な、んで…?」
なんで?なんでなんでなんでなんでなんで?どうして?どうして恩師が…?
「あぁ、そうか。お前はなんで拾われたのか知らないのか。」
「私が説明しよう。私がお前を拾って育てたのは…」
息を飲む。嫌だ…聞きたくない…聞きたくない…
「…この戦争に勝つためだ。」
「…嘘、だ…」
「嘘じゃない。お前を作るように命令したのも私。お前が従うように施設から助け出すのも裏で仕組んでいたことだ。」
「嫌だ…そんな…嘘、だ…」
「まだ認めぬか。感情を持ってから面倒になったな。」
あの優しさも嘘。あの言葉も嘘。あの笑顔も嘘。全部…全部…嘘、嘘嘘嘘嘘嘘だったの…?
「感情を消すか…また作り直しだよ。記憶を全て消せ。」
「…かしこまりました」
嫌…嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌嫌!ルナのこと忘れたくない…忘れたくないよ…!
大好きなの…この毎日が…この日々が大好きで…大好きで…大好きなの…!!
「邪魔…しないで!!!」
怒りで目の前が真っ赤に染まる。
許さない…許さない許さない許さないユルサナイ…!!
邪魔する奴は全員殺さなきゃ…消さなきゃ…私のシアワセを奪うものは…コロサナキャ…
その瞬間意識が消えた。
あー、そろそろ終わるんじゃ〜
トラゲールと温度差すごい(小並感)
シリアスと茶番
温度差すごい(2回目)




